「不況になっても生き残れるますか?(その2)」
- 2019-5-31
- カテゴリー:人材紹介業の営業戦略
「不況になっても生き残れるますか?(その2)」
不況になっても生き残る手段としては
大きく二種類に分かれます。
一つ目は積極策で
「売上をできるだけ落とさないようにする」
という事です。
二つ目は消極策で
「経費を大幅に削減する」
という事です。
しかし、一つ目の
「売上をできるだけ落とさないようにする」
という積極策を実行し成果を上げるのは
準備も必要ですし
社員のスキルやナレッジの点でも簡単ではありません。
具体例をあげますと
・景気に左右されない業界や企業を開拓する。⇒ 例えば、ヘルスケア業界の開拓を進めておく。
・不況の中で...
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「不況になっても生き残れるますか?(その1)」
- 2019-5-30
- カテゴリー:人材紹介業の歴史・未来?
「不況になっても生き残れるますか?(その1)」
1980年代の「プラザ合意」の後の「円高不況」
1990年代の「バブル崩壊」
2008年に起きた「リーマンショック後の不況」と
過去3回の不況を経験しましたが
圧倒的に厳しかったのは
1990年代の 「バブル崩壊」 でした。
日本は
金融機関の多額の不良債権処理に10年を要し
非常に長引いたからです。
北海道拓殖銀行や山一証券もつぶれました。
この時の日本の対応の失敗から
海外諸国が学んで
「不良債権は大胆に短期間で処理すべきである」
との考え方が定説となり
リーマンショック後の不況は
わず...
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「大手で働く長所と短所?」
「大手で働く長所と短所?」
人材紹介業でも
最初は大手に入社した方がいいのでしょうか?
私は 「一長一短ある」 と思っています。
人にもよりますが
最初に大手に入社する
長所と懸念点は何でしょう?
下記は、誰にも当てはまる事ではなく
あくまで傾向とご理解ください。
(長所)
・研修制度が充実しており、ノウハウ、ナレッジ、ケーススタディーを集約して勉強できる。
・業務フローやシステムが整備され、業務の標準化が進んでおり、一定以上の業績を上げやすい。
・クライアントやアプリカントなど、豊富な顧客資産に恵まれている。
・知名度が高いので、顧客開拓や集客もやりやすい。
・優しい先輩や同僚が多いので、組織に馴染みやすい...
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「理屈より営業職の自覚を持とう?」
- 2019-5-28
- カテゴリー:人材コンサルタント適性とは?
「理屈より営業職の自覚を持とう?」
頭が良い人ほど
面接に際しても
理屈を考えて
理屈を語ってしまいます。
自分が仕事を通じて
どのように社会貢献したいのか?
そのような志望動機を考える事は
とても大切です。
ただ、そういう理念的な話に偏ると
面接官としては
「この人は、人材コンサルタントという仕事が
極めて営業的色彩の強い職業であることを
どれぐらい理解しているのかな?」
と、不安になってきます。
そこから、面接での質問を
営業的な質問にシフトしていくと
「やっぱり、目標達成とか数字に対する
執着心が感じられないな。
こ...
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「年収の35%って高すぎませんか?」
「年収の35%って高すぎませんか?」
先日、ご相談にお越しになった
現役人材コンサルタントのAさんから
質問された事です。
Aさん:「武谷さん
最後に一つ質問なんですが
よろしいでしょうか?」
私:「はい、何でしょうか?」
Aさん:「すべての求人に対して
年収の35%も課金するのは
高すぎませんか?
大手人材紹介会社が
勝手に決めた相場ですよね?」
私:「え、どういう意味ですか?」
Aさん:「難しい求人もあれば
簡単な求人もあるのに
一律35%って高すぎませんかね?」
私:「そういう意味ですね。
と...
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