「どこまで相手を受容できるか?」
先日
お二人の素晴らしい人材紹介コンサルタントと
ご相談させていただきました。
お一人目のAさんは
まさに 「受容と共感の天才」 です。
子どもの頃から
自分と相手との間に
壁を作った事がないそうです。
性格や考え方の違いによって
人と争ったり
喧嘩した事がなく
それは相手の個性として
受容して認める
度量があるのです。
その結果
自然と多くの人が寄って来て
友達がとても多いとの事です。
私:「失礼ですが、それは広く浅い関係なんですか?」
Aさん:「うーん、私は浅いとは思っていません。
確かに友達は多いですが
一人一人と真面目に親密に付き合っているつもりです」
他の人が言うと
「ほんとに?」 と思うのですが
Aさんのこれまでの歩み
ご経歴や実績を知ると
Aさんの言葉を信じられるのです。
「Aさんは、本当に人間愛の塊みたいな人だな。
この人は、多分素晴らしい家庭で育った人なんだろうな」
と、圧倒されます。
ところで、Aさんは、まだ20代です。
お二人目のBさんは
とても活発でエネルギッシュな人です。
私:「Bさんは自己主張がはっきりしている印象がありますが
周囲の人たちとは、協調性を大切にしてうまくやっていけますか?」
Bさん:「はい。余程の事が無い限り、様々な人と、うまくやって行く自信があります」
私:「それは、元々の性格ですか?」
Bさん:「いいえ、多分、社会人になってからだと思います。」
私:「何がBさんを変えたんですか?」
Bさん:「サービス業を長く深く経験した事によって、世の中には色々な人がいるんだなー。
正解とか不正解は無いなー、という事を痛感させられました」
私:「へー、それで具体的には、どのように変わったのですか?」
Bさん:「色々な人の話を聞く事が好きになりました。逆に、自己主張する機会は減りました」
私:「へー、自分の事を話さないで、ストレスがたまりませんか?」
Bさん:「いいえ。他の人の話を聞いている方が楽しいし勉強になります。
それでかなり満足できます」
ちなみに、Bさんも20代です。
AさんとBさんの
お話を聞いていると
「人間の成熟度は年齢じゃないなー」
と、感心させられます。
逆に
私がお二人に
相談したい気持ちになりました。
「しあわせはいつも
自分のこころがきめる」 みつを
合掌。