「社員満足こそ企業成長の源泉」

「企業の目的は顧客の創造である」

ドラッカー博士の有名な言葉ですね。

だからと言って

経営者は社員に対して

「どんどん営業して新規開拓して来い！」

と言っても

そんな事では顧客の創造はできません。

一方的に命令だけされても

社員は嫌になって辞めてしまいます。

その結果、会社はいずれはつぶれてしまいます。

従って、企業経営者は

顧客創造の前に

働く社員の満足を第一に

考えないといけません。

社員がやる気にならなければ

永続的な顧客創造などできず

企業の発展はありません。

それでは、どうすれば社員は満足するのでしょうか？

結論から申し上げますと

「楽しく成長できる会社」　にする事です。

ただ　「楽しい」　と言うには

色々な要素があります。

・仕事は簡単ではないが、やりがいがあり成長感を持てる

・お客様の要望は高いが、その要望に応えるのが楽しい

・仕事仲間（上司・同僚・後輩）が厳しくも良い人が多く尊敬できる

・お客様や仲間と共に切磋琢磨しながら成長できる

・社内ではフランクに何でも話せる。前向きに話し合って改善提案できる

・公正に評価してもらえて、経済的にも豊かになれる

・会社に行くのが楽しく、会社と共に成長できる

・会社とお客様に貢献したい

・結果として、物心ともに豊かになる

こんな組織になれば

社員は自発的に顧客を開拓し

より良いサービスを提供し

顧客にも満足していただけるでしょう。

その顧客満足がリピート受注を増やし

良い評判の口コミによる

新たな顧客創造にもつながっていきます。

要するに

社員満足　⇒　顧客満足　⇒　新たな顧客創造　⇒　社員・自社・顧客の成長・発展

というグッドスパイラルが生まれます。

以前、ドラッカー博士が

ソニーの故：盛田会長に質問しました。

ドラッカー博士：「これが最後の質問です。経営者として、貴方の最終目的は何ですか？」

盛田会長：「それは、当社の社員がソニーで働いて良かったと思ってくれる事です！」

ドラッカー博士：「素晴らしいですね。私もそれが経営者の使命だと思います」

「いまから

ここから」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。