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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「適正な担当社数は?」

「適正な担当社数は?」

よく100社とか200社も

クライアント企業を担当している

人材紹介コンサルタントがいます。

コンサルタント数が少ない

小規模な人材紹介会社の場合は

仕方ないと思う事もあります。

しかし

そんなに多くのクライアントを持っていても

実際フォローできませんよね?

フォローできない会社を

クライアントとは呼べませんし

クライアント側も

誰がエージェントなのやら

名前も覚えてもいないでしょう。

このような広く浅い

中途半端で戦略的でない

営業活動はやめましょう。

クライアントは

しっかりフォローできる社数に絞って

1社1社を深堀した方が

必ず業績が上がります。

その方が

人材紹介コンサルタントのパワーも拡散せず

労働生産性が上がります。

結果として

絞り込んだクライアントに対する成約率が向上し

顧客満足度も上がります。

もちろん

1社1社のクライアント情報にも精通しますので

人材に対する情報提供力も向上し

キャンディデートの満足度も上がります。

その結果、リピート成約も増えます。

要するに、質の高い仕事ができます。

数多くのクライアントを担当した方が

キャンディデートに対する紹介社数が多くなるので

業績が上がると勘違いしている

人材紹介コンサルタントも多いですが

それは程度問題です。

「1社、2社だけで業績を上げてください」

と言っているわけじゃないのです。

20~30社のクライアントを

しっかりフォローしましょう。

実際は30社のクライアントを

ちゃんとフォローするのも大変でしょう?

少なくとも今の私にはできません。

ただ、クライアントの見直しは必要です。

毎年固定された30社ではなく

その時に注力したいクライアントを10社増やしたら

旬ではなくなったクライアントを10社減らすという

新陳代謝(注力企業の見直し)は必要です。

ご存知のようにクライアントも生き物ですから

常時採用し続けるわけではないし

採用要件もどんどん変化します。

そういう状況変化をタイムリーに把握するためにも

担当クライアント数は適性にするべきです。

これはマネジメントの大変重要な仕事です。

クライアントの振り分けや管理が

上手な経営者やマネージャーがいる会社は

必ず業績が伸びます。

「深く穴を掘れ 穴の直径は自然に広がる」

「アノネ

じぶんのもの

おれのものだと

思っているけれど

よくよく考えてみると

頭の毛一本

じぶんの

おもうようには

ならねんだな」                                            みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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