「採用される人材の要件とは?」
一言で言うと
「人間的な魅力」 というアナログな表現になってしまいます。
「芯がある人」 とか言う表現も近いかもしれません。
それでは
「人間的な魅力」 って
どんなものでしょうか?
「採用される人材の要件とは?」
というモノサシで考えますと
共通点が見えてくる気がします。
例えば、下記のような項目です。
1 清潔感や誠実な印象はあるか? ⇒ 印象
2 簡潔でわかりやすい自己紹介ができるか? ⇒ コミュニケーション(自信)
3 志向や意思決定の基準は明確か? ⇒ 志望動機の明確さ
4 自責の人か? ⇒ 逃避しない
5 継続力はあるか? ⇒ 持続力
6 質問に対する答が的を射ているか? ⇒ ロジカルシンキング
7 厳しい状況に遭遇しても乗り切れる精神力や行動力があるか? ⇒ タフネス
8 夢を持つのも良いが、ちゃんと地に足が着いてるか? ⇒ 現実を直視できる厳しさ
9 物事の背景を考えられる思慮深さがあるか? ⇒ 概念化能力
10 この人と一緒に働きたいと思えるか? ⇒ 共感性・協調性
このように列挙すると
完璧な人材が求められている気がしますし
私自身も採用されるに値しない人間です。
しかし
上記の要件を100%満たす人材など
めったに存在しません。
実際、採用企業側も
要件を100%満たす人材がいないのは知っていますので
だいたい60~70%以上クリアしていたら採用します。
上記以外の要件で
若年層優先や
業務スキルを優先する会社であれば
50%程度でも採用する企業があります。
しかし
今は求人が多いからと言って甘えるのではなく
客観的にセルフチェックする習慣は大切です。
自分の強み・弱みは何か?
強みは伸ばし、弱み(課題)には
真剣に向き合い改善努力する。
その努力による成長が
人生における
就職活動や転職活動の意味だと考えます。
その結果、少しでも成長できたらいいですし
そんなポジティブ思考で
転職活動に臨みましょう。
「点数
にんげんはねぇ
人から点数を
つけられるために
この世に生まれて
きたのではないんだよ
にんげんがさき
点数は後」 みつを
合掌。