「お人柄が良い方の中長期フォロー」

やはり

お人柄の良い方々は

いつか転職先が見つかりますね。

従って、私は

「お人柄の良い人ファイル」　

を作っています。

そして、新たな求人案件が入ってくると

頻繁にファイルを見直しています。

「お人柄の良い人ファイル」

に入っている方々は

最初にご相談させていただいた時は

残念ながら不合格になった方々です。

何社かご紹介したのですが

その時は不合格になってしまった方々です。

不合格理由の共通点は

「うーん、お人柄は大変良い方なので惜しいのですが、ご経歴が決め手に欠けますね。

もう少し若いとか、特に業績が良いとか、転職歴が少ないとか

そういうものがあれば採用したい方なのですが

申し訳ありませんが、今回はお見送りとさせてください」

というようなものです。

要するに

お人柄の良さは誰もが認める方なのですが

ご経歴の点であと一歩という

大変惜しい方々です。

クライアント企業も迷った末に

不合格にした方々です。

従って

もう少し採用要件の幅が広い企業や

採用に困っていてハングリーな企業から

新たな求人案件が出てきたら

内定を獲得できる可能性がある方々です。

「お人柄が良い」＝「印象が良い」＝「面接ウケする」＝「いつかどこかに内定する」

という事です。

このような貴重な人材の事を

常に念頭に置いておくために

「お人柄の良い人ファイル」　

を作っています。

例えば

昨年ご相談いただいた方で

「お人柄の良い人ファイル」　

に入れさせていただいていたＡさんが

とんとん拍子に内定されました。

私：「Ａさん、内定、おめでとうございます！　良かったですね」

Ａさん：「私の事を覚えていていただき、本当にありがとうございます。

　　　　実は、武谷さんに数社ご紹介いただいた後も

　　　　自分で２～３社にチャレンジしたのですが、内定を獲得できなかったので

　　　　正直自信を無くしていました」

私：「そうですか。でも、私はＡさんは必ずどこかに内定する方だと思って

　　ずっと覚えていましたし、いつも気にしていましたよ」

Ａさん：「そう言っていただけると嬉しいです。本当にありがとうございます！」

私：「今度、お祝いしましょうね」

Ａさん：「はい、是非とも宜しくお願い致します！」

誰から見ても

素晴らしいご経歴をお持ちの方が

内定するのは当たり前ですが

失礼ながら

必ずしもそうではない

書類上では少し難しい方が内定されるのは

大変嬉しいものです。

このような経験もまた

「お人柄が良い」　という

大変アナログな面を重要視する事によって

人間の介在価値を発揮できたケースであり

人材紹介コンサルタント冥利に尽きる

嬉しい事例とも言えます。

大変原始的ですが

「お人柄の良い人ファイル」　

よろしければお試しください。

「ひとの世の幸不幸は

人と人とが逢うことから

はじまる

よき出逢いを」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。