「3連敗からの3連勝」
連日、素晴らしいご相談者に恵まれて感謝します。
20代後半の優秀な人材Aさんもその一人です。
一流大学を卒業後
異業界の有名企業で働いてきましたが
なぜか、人材紹介コンサルタントに転身したいとおっしゃるのです。
私:「Aさん、本気ですか? これまで順調にキャリア形成してきたのに
本気で人材紹介コンサルタントになりたいのですか?」
Aさん:「もちろん本気です!
私はこれまで社内外の色々な人と一緒に仕事をしてきました。
ただ、その中でいつも感じていた事があります」
私:「どういう事ですか?」
Aさん:「一緒に仕事をする人によって、成果や充実感が全く違いますよね」
私:「なるほど、わかります」
Aさん:「結局、会社も仕事も、一緒に働く人次第だと痛感しました」
私:「なるほど、どうぞ続けてください」
Aさん:「正直、この人とはずっと一緒に仕事をしたいけれど
この人とは二度と一緒にしたくないと思った事もあります」
私:「そうでしょうね」
Aさん:「そんな事を考えている内に、やはり適材適所が大切だと思ったんです。
逆に、仕事と人材とのミスマッチがあると、仕事の質も生産性も低下すると」
私:「それはそうですね」
Aさん:「そこで、自分自身が何とか適材適所に関わる仕事ができないか?
ミスマッチを少なくする仕事ができないか? と考えるようになり
人材紹介コンサルタントの仕事に関心を持つようになりました!」
私:「なるほど、よくわかりました。
Aさんが考えているほど、きれいな仕事ではないと思いますし
売上目標を追い続ける営業的な仕事ですよ。その辺もわかってますか?」
Aさん:「はい、かなり調べた上でチャレンジする事を決心しました!」
私:「覚悟はわかりました。Aさんであれば必ず内定を勝ち取れると思います。
一緒にチャレンジしてみましょう!」
Aさんは
お若いのにしっかりされてますし
わかりやすく明快に話されます。
「Aさんはすぐに内定するだろう」
と思っていました。
しかし、現実は
そんなに甘くなかったです。
Aさんのチャレンジは
思わぬ三連敗から始まりました。
3社とも同じような理由で
お見送りになってしまいました。
・人柄や基礎能力は申し分ない。
・コミュニケーションも嫌味なくロジカルで明快である。
・ただ、本当に泥臭い仕事ができるのだろうか?
私:「いやいや、人材紹介業に対する強い情熱があるから、現職の優良企業を辞めてまでも
人材紹介コンサルタントになりたいんですよ。
人柄が爽やかだから感じないかもしれませんが、この仕事の泥臭さも理解の上で応募してます。
簡単にお見送りにしないで考え直してください!」
などなど
私も抗議はするものの
なかなか結論は覆らず
Aさんは窮地に立たされました。
Aさん:「悔しいですね。本当に悔しいです!」
しかし、ここで簡単にあきらめたり
いじけたりしない所が
Aさんの素晴らしい長所です。
Aさん:「失敗を修正して必ず内定を勝ち取りますので、見捨てないでください。
とにかく、人材紹介コンサルタントの仕事をしたいんです!」
この窮地からから
仕切り直して
追加で3社に応募されました。
そして、Aさんは
追加でご紹介した3社すべての
内定を勝ち取りました。
いずれも高評価で
3社間での争奪戦になりました。
そこでAさんは
深く悩みましたが
最後は、一番年収の低いX社様を選びました。
私:「Aさん、本当にいいんですか?」
Aさん:「はい、もちろんです。もう腹をくくりました。スッキリした気持ちです!」
私:「Aさん、なぜX社様を選んだのですか?」
Aさん:「目先の年収より 『誰と一緒に働くか』 の方が大切ですよね?
それが元々転職を考えるようになった動機ですから、原点に立ち返っただけです」
うーん、お若いのに
しびれる事をおっしゃいます。
実際現在
Aさんは
X社様のトップコンサルタントとして大活躍中で
将来の社長候補です。
「いちずに一本道
いちずに一ツ事」 みつを
合掌。