「信頼できる人材を紹介してください?」
クライアントの社長さんから
「信頼できる人材を紹介してください」
という事を要望されます。
当り前の話ですね。
ところで
いったい人の信頼度とは
どんな所に現れるのでしょうか?
①人材紹介コンサルタントの仲間内で
一番よく話題になるのは
「レスが速い人材は信頼できるし内定するよね」
「レスが遅いとか、レスが無い人材は大変困るし信頼できないね」
という話です。
レスが無いのは論外ですが
「レスが遅い人は人材紹介コンサルタント適性が無い」
と言わせていただきます。
少なくとも人材紹介コンサルタント経験者であれば
レスの速さがいかに重要かはわかるはずです。
未経験者でも普通のビジネスパーソンがあれば
レスの速さの重要性はわかると思います。
レスが遅いと
ご紹介先の企業に対して返事もできませんので
お客様に大変迷惑をかけてしまいます。
また、途中まで普通にやり取りをしていたのに
突然レスが無くなる人もいます。
・転職するのをやめた。
・別のルートで転職先が決まった。
・こちらのサービスに不満があった。
理由は
率直におっしゃっていただいて構いませんので
とにかくレスしてください。
電話やメールでの連絡に対して
何もレスしないというのだけは
勘弁していただきたいです。
②「時間を守るか?」
という部分にも
人の信頼度が現れます。
例えば
「面接に遅れる」 とか
「面接をドタキャンする」 とかです。
電車が止まっているとか
前のアポイントが長引いたとか
理由によっては
仕方ないケースもありますから
時間を守れそうもない時は
1本連絡をしていただければ良いのです。
できれば、メールよりも電話で連絡してください。
「●●●の理由で遅れます」 とか
「●●●の理由で面接日時をリスケしてください」 とか。
③「面接時の態度」 とか
「面接時の話の内容の一貫性」
という部分にも信頼度は現れると思います。
「話の内容に筋が通っているか?」
「話し方や聞き方の真剣さ、姿勢、視線、落ち着き」
などに現れます。
④「履歴書や職務経歴書の内容」
という部分にも現れるでしょう。
ご経歴や職務内容が
わかりやすく簡潔にまとめられ
過去の実績や達成率などの
数値がきちんと書かれてあると
仕事に対する責任感や思い入れが伝わってきて
それだけで信頼度が上がります。
それから時々
数か月前の履歴書や職務経歴書を送ってくる人もいます。
ちゃんとアップデートしていただかないと
長期間転職活動をしているのに
転職先が決まっていないと思われます。
上記のように、厳しいようですが
①レスの速さ
②時間を守る
③面接時の態度や話の一貫性
④履歴書や職務経歴書の内容
これらを総合判断すれば
人物の信頼度がわかります。
しかし
私たちは偉そうに
「その人の事が完全にわかる」
などとは考えていません。
勝手な直感や
相手のわずかなミスなどで
軽々に判断するのは危険ですから
私たちも注意しなければいけません。
客観性を忘れない事や
多様性を受容する事が
大切だと考えています。
私自身
欠点だらけの人間ですから
どうかお気軽にご相談ください。
「にんげんだもの」 みつを
合掌。