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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「人の時間を無駄にするな!」

「人の時間を無駄にするな!」

「時間の使い方」 = 「仕事の成果」 

これがわかっている人材紹介コンサルタントは

業績が良い方が多いです。

逆に、わかっていない人は

生産性が低くなって

業績も低迷します。

誰もが

1日24時間という

限られた時間の中で生きて働いて

お金を稼いで生活しています。

もちろん働くだけでなく

眠ったり

パートナーやお子さんと話したり

友人と楽しんだり

自己啓発(学び)したり

趣味でリフレッシュしたりと

多くの時間が必要です。

従って

1分、1時間を大切にしないと

あっという間に

一日が終わってしまいます。

こんな私でも仕事をする時は

短時間ですが

かなり集中します。

そんな時は

他人に邪魔されたくないので

一切の連絡を遮断します。

大まかに計算すると

私の場合は

1時間で2万円以上の利益を生み出さないと

経営的に行き詰ってしまいます。

何でもお金に換算すると

いやらしいですが

これがビジネスの現実です。

先日

いつも要件を明らかにせず 

「とにかく会ってくれ」 

という知人からのメールが届きました。

「この業界の給与制度や給与水準をレクチャーしてほしい」 

と書いてありました。

お客様であれば

「喜んで」 と言うところですが

この知人は

いつも気まぐれに

自分が知りたい事だけ

聞いてくるんです。

私の時間の事など

何も考えていないので

「今回はちゃんと言った方がいい」

と考えて忠告しました。

「私も暇じゃない。気まぐれに聞いてくるけど、とにかく時間を取れとは何事だ?

貴方の本当の要件は何ですか?」

と伝えました。

そうしたら

「いつも、ぶしつけなメールで大変失礼しました。実は色々あって転職を考えています」

との話だったのです。

「知人なのだから、それを正直に言わんかい!」 

と思いました。

結論や要件を先に言ってもらえば

私も

「わかりました。是非、お会いしましょう!」 

となるわけですが

回りくどい事を言って

格好つけるものだから

時間の無駄になるんです。

別件ですが、先日

最終面接後2週間も

候補人材を待たせたあげく

「もう一度、最終面接を実施したい」

という非常識なクライアントがありました。

「なんて候補人材の時間の大切さを考えてない会社なんだろう?」

と思いながら、恐縮して候補人材に連絡したら

大変ご立腹されて辞退されました。

ご立腹されるのも当然ですよね。

候補人材にとって

待たされた2週間がどんなに長かったことか?

「応募人材の時間を無駄にするとは、それでも御社は人材紹介会社ですか!」 

と申し上げたら

社長さんは

慌てて言い訳をされていました。

もちろん

このような姿勢の会社との取引は

即座にお断りしました。

急げ、急げと

時間ばかり急かすのは

私も嫌いです。

企業にとっても

応募人材にとっても

大切な意思決定ですから

しっかり熟慮する時間が必要です。

しかし

応募人材を思いやる気持ちがないと

採用企業としては

まずい姿勢だと感じました。

そんな企業に入社しても

人材は幸せになれません。

「一期一会」 です。

「わたしは

今日の一日を

大事に生きたろうか」                                        みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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