「面接ではエピソードを語ろう」

優秀な人材紹介コンサルタントの

面接同席はおもしろいと言うか

勉強になりますね。

「おー、こんな難しい質問にどう答えるんだろう？」

と思う時でも

見事に答えてしまいます。

これはテクニックじゃないですね。

その人の経験と言うか

人格で答えているので

不自然ではないです。

実際に体験した事

その時に思い出した事を

そのまま話しているので

説得力があります。

そういう意味も含めて

面接でエピソードを語る事は

極めて有効です。

エピソードを交えて話すことによって

大変説得力が増します。

ただし、エピソードは簡潔に話さないと

話が長くなると

マイナス評価になるので難しいですね。

ところが

優秀な人材紹介コンサルタントは

エピソードをおもしろく

簡潔に話せるので

賢いなーと思います。

例えば、先日の面接でこんな質問があったんです。

面接官：「貴方は自分が転職すると決めていたのに、部下にはどんな接し方をしていましたか？

　　　　部下も貴方と同じような悩みを抱えていたんじゃないですか？」

Ａさん：「私がいなくなっても仕事が回るように、仕事のポイントを具体的に指導しました。

　　　　メンバーは、それをマスターしてくれました。

　　　　メンバーは私とは違う安定志向タイプが多いので

　　　　転職を考えるよりも、現職で長く勤務することを希望しています。

　　　　私のようなタイプは前の会社では変わり者ですから。」

大変厳しい質問だと思ったのですが

さらりと回答されました。

Ａさんの仕事に対する責任感も伝わりますし

安定志向ではなく

チャレンジ精神旺盛であることも伝わります。

実際、面接での堂々たる態度においても

そういう人柄がにじみ出ているので

更に説得力があります。

やはり、過去のいかなる職場においても

ベストを尽くして働いてきたという

経験や自信が短時間の面接でも伝わります。

「さすがだな」　「説得力があるな」　

と横で見ていて感心します。

当然、Ａさんのような人は

どこの会社も採用したがり

内定されます。

従って

面接でも自信を持って語れる

エピソードをつくれるように

日々、良い仕事をしましょう。

誠実な仕事の積み重ねが大切ですね。

「生きているうち

はたらけるうち　

日のくれぬうち」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。