「ＦＥＥを上げるから本気を出して？」

先日

ある人材紹介会社の

営業部長さんからお電話をいただき

新たな求人をご依頼いただきました。

営業部長：「人材紹介コンサルタントを増員しようと思って

　　　　　スカウトサイトで探しているんですが、なかなか良い人にめぐり会えないんですよ」

私：「そうですか。それなりに候補者は見つかるでしょう？」

営業部長：「はい。人数はそこそこいますが、採用したいと思う人がいないんです」

私：「難しいものですね」

営業部長：「そこで相談なんですが、武谷さん、本気を出して紹介してもらえませんか？」

私：「え、私はいつも本気ですよ」

営業部長：「もう少し当社に対するモチベーションを上げて何とかお願いしますよ！」

私：「え、御社に対するモチベーションは常に高いですよ。

　　多くの人材コンサルタントの皆さんにご紹介してご検討いただいています」

営業部長：「うちが無理を言ってＦＥＥが安いから、やる気がないのかな？　と心配しています」

私：「そんな事はありません。心配しないでください」

営業部長：「いやー、武谷さんから紹介してもらったＡさんとＢさんのおかげで本当に助かってます。

　　　　　大活躍してもらってます。本当にありがとうございます！」

私：「こちらこそ、温かく働きやすい職場環境を提供していただき、ありがとうございます！」

営業部長：「そこでですね、社長とも相談してＦＥＥを上げさせていただく事にしました」

私：「え、ＦＥＥを今より高くさせていただいてもいいんですか？」

営業部長：「はい。ＡさんとＢさんをご紹介いただいた

　　　　　感謝の気持ちも込めて、是非ＦＥＥを上げさせてください！」

私：「大変ありがとうございます。恐縮です」

営業部長：「これで少しはモチベーションが上がりますか？」

私：「いや、ですからモチベーションはいつも高いですよ。くれぐれもご心配なく」

営業部長：「それからＦＥＥの件とは関係なく、また飲みに行きましょうよ！」

私：「ありがとうございます。是非とも宜しくお願い致します！」

ということで

有難いことにクライアントから

ＦＥＥを上げていただくご提案をいただきました。

皆さんも、このような事があるのではないでしょうか？

やはり、入社された方のご活躍は有難いですね。

素晴らしいキャンディデートに感謝です。

同時に

良い職場環境をご提供いただいている

クライアントに感謝致します。

まさに

「良い企業に良い人材を」　

ですね。

「おかげさん」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。