「10年後を考える社長との会話」
10年ぐらい前に
尊敬するスーパープレイング社長と
交わした会話です。
私:「素手で戦える人材紹介コンサルタントが欲しいとは?」
社長:「自分で企業も人材も持って来れる人です」
私:「そんな人は独立起業するでしょう?」
社長:「そうでしょうね。だから未完成な人でもいいですよ」
私:「未完成とは?」
社長:「素手で戦えるようになりたいと努力している人であればいいです」
私:「努力しているとは?」
社長:「優良企業の開拓を創意工夫してやってるとかね」
私:「なるほど」
社長:「スカウトサイトに頼らずに人材開拓してるとかね」
私:「そうですね」
社長:「最初から素手で戦えとは言いませんが、今後はそういう人でないと難しいでしょう?」
私:「確かにそう思います」
社長:「5年後・10年後は、今とは全然違う状況になっていると思いますよ」
私:「明らかにそうでしょう」
社長:「更には、日本国内だけでは厳しいでしょう」
私:「ジリ貧でしょうね」
社長:「人口も減って経済規模も縮小して行くんですよ。だから私はちょくちょく海外に行ってます」
私:「規制緩和してスタートアップ環境を整えたり、積極的に外国人を受け入れないと駄目ですね。
御社のような、エグゼクティブ領域では、女性と高齢者の活用だけでは限界がありますね」
社長:「そうそう、外国人エグゼクティブの紹介とか。
逆に海外で働く日本人も増えますから、日本人を海外に橋渡しするエージェントとか
グローバル人材の紹介が必須です」
私:「そうですね。既に一部の会社が着手してますけどね」
社長:「先々の世の中を想像して、今の内に手を打たないといけません」
私:「そうですね。それが社長の仕事ですからね」
社長:「そうなんですが、私がいつまでも目先の売上にばかり手を取られていてはね。
なかなか先手が打てないわけですよ」
私:「そうですよね。今でも社長自らトップコンサルタントですからね」
社長:「そうそう。だから、私の代わりに目先の売上を上げてくれる人が欲しいわけです」
私:「なるほど」
社長:「だから素手で戦えるコンサルタントを早く育てたいわけです。いい人いませんか?」
私:「いい人がいたら御社をお薦めしていますよ!」
社長:「その割には、時々しか紹介してくれませんね」
私:「いや、そんな事を言われても。御社に採用される優秀な人はホイホイ来ませんよ」
社長:「未完成でもセンスとやる気があればいいですから」
私:「はい、わかりました」
社長:「あとは30代から40代前半の人をお願いします。
私も他のコンサルタントも歳を取ってきましたから、世代交代が必要です」
私:「はい、わかりました」
社長:「私が育てますから、宜しくお願い致します」
私:「はい、承知致しました」
素手で戦える人材紹介コンサルタントは
鬼に金棒ですから
独立起業できますよね。
しかし
こんなに高いご要望にも
応えられるように精進します。
「生きているうち
はたらけるうち
日のくれぬうち」 みつを
合掌。