「話がうまい社長にだまされた」
人材紹介会社の社長さんは
話がうまい人が多いです。
それによって
とても助けられるケースもあります。
面接も上手なので
応募人材の入社意欲を
喚起していただけます。
私が説得できなくても
社長さん自ら口説いていただけるケースもありますので
大変助かります。
一方で
「話だけがうまい社長さん」 もいます。
これは大変困りものです。
当社に相談にお越しになる
人材紹介コンサルタントの方々の内
20~30%の人が
「面接で社長にだまされました!」
と、おっしゃいます。
私:「だまされたとはどういう事ですか?」
Aさん:「入社前と入社後で、話が全然違うんですよ」
私:「具体的にはどういうことですか?」
Aさん:「勝手に給料を下げられたり、インセンティブも出なかったりです」
私:「そんなの入社前にもらったオファーレターに条件が書いてあったでしょう?」
Aさん:「ちょっと曖昧な表現で書かれていたんですよ」
私:「なんでそんなレターにサインしたんですか?」
Aさん:「社長は話がうまくて、その場の雰囲気でサインしてしまいました」
私:「そりゃ社長も悪いですが、きちんと確認しなかったAさんの責任もありますね」
Aさん:「はー、そう言われると何も言えませんが、何とか助けてください」
こういうケースは少なくありません。
しかし
下記のように、もっと悪質なケースもあります。
Aさん:「退職を申し出たら、もらえるはずのインセンティブをもらえませんでした!」
従って、話のうまい社長さんにも二種類あります。
1 誠実で話がうまい。
2 不誠実で話がうまい。
その社長さんが
上記1タイプなのか?
上記2タイプなのか?
短時間の面接では
見極められないケースが多いです。
相手の社長さんの方が上手だからです。
従って、私にご相談いただければ
上記1の誠実な社長さんの会社を選んで
ご紹介させていただきます。
そもそも
不誠実な社長さんは
私を怖がって
求人を依頼してくる
勇気がありません。
皆さん
猛暑や地震、台風の
8月も大変お疲れ様でした。
「ひとの世の幸不幸は
人と人とが
逢うことからはじまる
よき出逢いを」 みつを
合掌。