「ブティックエージェントはハードル高い」

大中小

様々な人材紹介会社の

人材紹介コンサルタント採用を

お手伝いさせていただく中で

以前から痛切に感じていることです。

もちろん

大手人材紹介会社と言われる企業も

採用ハードルは高いのです。

ただ

有名大学卒の有名企業出身者で

偏差値が高く

転職歴が少ない人を好むなど

採用要件はわかりやすいです。

それに加えて

それなりの志望動機や

バイタリティーがあれば内定します。

一方で

ブティック型エージェントの採用基準は

各社独特で大変難しいのです。

＊断わっておきますが、この業界の９５％以上が１０人未満の会社ですから

　社員が１０人以上いれば立派な中堅企業です。

ブティック型エージェントは

一人でも協調性が乏しい方や

業績を上げられない方が

入ってくると本当に困るのです。

社員一人の比重が

大手の何倍も

何十倍も重いからです。

採用での失敗が

事業運営の失敗に直結します。

それだけに慎重になるのも当然です。

求められる人物像を一言で言えば

「自走型人間」　⇒　「自ら学び考え動く人」　⇒　「自力で業績を上げる人」　です。

1　給料は会社からもらうものではなく、自分で稼ぐものだと本気で思える人。

2　会社に従属するのではなく、みんなで良い会社を一緒に創ろうと思える人。

3　社長以下、個々の社員と本音で率直に付き合える人。

このような

人材紹介コンサンタルトとしての実力があって

人間性豊かな人材は貴重であり希少です。

過去の経験において

ある程度の紆余曲折があって

苦労している人でないと

ここまでたどり着けないかもしれません。

しかし逆に

紆余曲折あって苦労すると

あまり良い方向に行かない方もいらっしゃいます。

そんな苦境の中でも

環境をうらまず

他人をうらまず

素直さを失わず

腐らずに努力を続けて

成長していける人は少ないです。

私はこのような人を

「魅力がありますね。人として尊敬します」　

と、申し上げています。

私のような未熟な人間が

他人様の事をどうこう言う資格はありませんが

クライアント企業にしても

キャンディデート人材にしても

お客様には

逆境を乗り越え成長された

魅力的な方がたくさんいらっしゃいます。

そのような尊敬する方々に

感謝しながら

日々精進して参ります。

「土の中の水道管　

高いビルの下の下水　

大事なものは

表に出ない」　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。