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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「適性検査は重視しないは本当?」

「適性検査は重視しないは本当?」

多くの人材紹介会社は

「一応、適性検査は実施しますが、結果は重視しませんよ」

と、おっしゃいます。

「重視しないのに、なぜ、わざわざお金と時間をかけて実施するんだろう?」

と、普通に疑惑の念がわいてきます(笑)。

しかし、採用企業側の立場になれば

「面接だけではわからない部分もあるから、念のため実施したい」

と、リスクヘッジするのは当り前です。

従って

「適性検査を実施する企業は、必ず結果を重視する」

という事が、私の結論です。

「結果を重視する」 と言っても

それは程度問題で

100%重視する企業もあれば

本当に参考程度に留めている企業もあります。

適性検査を100%重視する企業においては

実際、面接では高評価だった人が

適性検査の結果が出た瞬間

スパッと不合格にされるケースもあります。

エージェントの私としては

「少し心配はあったものの、内定すると思っていたのに、アワワワ・・・」

という感じで落胆します。

それよりも

応募された方に対して

「適性検査の結果で不合格になりました」

とは言えませんので

大変申し訳なく

困り果ててしまいます。

ただ

「応募企業が、適性検査の結果をどの程度重視しているのか?」

「適性検査をクリアする対策はないのか?」

「事前準備は何をすればいいのか?」

そんな事をアドバイスするのも

私たち人材紹介コンサルタントの役割ではあります。

最近のキャリア採用においては

SPIは以前ほど多くなく

様々な種類の適性検査が実施されています。

私も

様々な適性検査を調べたり

自分でも試験的に受験してみたりして

何とか対策を模索しています。

しかし、適性検査は

それなりの専門家や学者など

プロフェッショナルが考案して作ったものですから

私程度の人間が調べたところで

応募者に 「傾向と対策」 を

授けられるものではありません。

結果としては 「決定的な打つ手なし」 です。

従って

「心身ともにコンディションの良い時に、前向きな気持ちで受験してくださいね」

「数列や図形など理系的な問題も出ますが、冷静に受験してくださいね」

などと、大したアドバイスにもならない事を

申し上げている状況です。

ただただ、最後にお伝えしたいのは

・書類選考

・面接

・適性検査

・レファレンスチェック

などなど、色々な関門がありますが

一番大切でウエイトが高いのは

何と言っても 「面接」 です。

「面接」 において

①ポテンシャルの高さ(人柄や学習能力)

②仕事における揺るぎない実績

③納得感の高い志望理由や目指す姿

を、明確に伝える事ができれば

適性検査は本当に参考程度のウエイトになり

ほとんど内定します。

従って

上記の①②③があれば

「適性検査は恐るるに足らず」 です。

原則に戻り

自信を持って

面接に全力を尽くしましょう。

「アナタの主人公は

アナタなんだよなあ」                                        みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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