「お客様の本音を聞けていますか?」
どんなビジネスにおいても
「レスが遅い」 という事は
致命傷になりますし
大変気になります。
理由は
「レスが遅い」 ⇒ 「顧客に信頼されていない」
という事です。
例えば
珍しいケースですが
面談後、すぐに応募先企業も決まって
ご紹介させていただき
企業からも即日一次面接の
ご連絡をいただきました。
そんなとんとん拍子だったのに
その後、何も音沙汰無しに
2週間も経過したAさんのケースです。
何か事情があるんです。
面談では話せなかった事があるのでしょう。
もちろん
エージェントとして
Aさんの根底にある
本音を聞き出せなかった
私に責任があります。
できるだけ
リラックスできる雰囲気をつくって
2~3時間かけて
Aさんのこれまでの人生の軌跡のお話を
傾聴させていただいたつもりです。
そして
「以前から、人材紹介業に大変関心がありました」
と、おっしゃるので
「未経験ですが、やる気とポテンシャルがあるので
サポートすれば、何とか内定を獲得できるでしょう」
と考えて、貴重なクライアント企業をご紹介しました。
そこで今、反省しています。
傾聴したつもりだったと思います。
Aさんのレスが遅いのは
未経験者にありがちな
二つの要因があると考えます。
1 人材紹介業は 「人の相談に乗るだけの仕事」 だと勘違いしている。
企業から報酬をいただき、成り立っていると思っていない。
2 同上で、業界研究が新卒未満レベルである。
周囲の方のアドバイスもあったのか
それに気づかれて
応募される事を躊躇されているのかな?
と想像します。
「聞いたつもり」 でしたが
「本音を聞けていなかった」
というケースが
未だにあるという事は
私が未熟である証拠です。
オリンピックを観戦しながら
選手の言葉からも感じるのですが
アスリートが心掛けているのは
対戦相手との闘いではなく
「すべては自分との闘い」
「すべては自分の責任」
という事ですね。
Aさんの心を
傾聴していなかった
私の責任です。
まだまだです。
皆さん
猛暑の7月も
大変お疲れ様でした。
「いまから
ここから」 みつを
合掌。