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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「お客様の本音を聞けていますか?」

「お客様の本音を聞けていますか?」

どんなビジネスにおいても

「レスが遅い」 という事は

致命傷になりますし

大変気になります。

理由は

「レスが遅い」 ⇒ 「顧客に信頼されていない」 

という事です。

例えば

珍しいケースですが

面談後、すぐに応募先企業も決まって

ご紹介させていただき

企業からも即日一次面接の

ご連絡をいただきました。

そんなとんとん拍子だったのに

その後、何も音沙汰無しに

2週間も経過したAさんのケースです。

何か事情があるんです。

面談では話せなかった事があるのでしょう。

もちろん

エージェントとして

Aさんの根底にある

本音を聞き出せなかった

私に責任があります。

できるだけ

リラックスできる雰囲気をつくって

2~3時間かけて

Aさんのこれまでの人生の軌跡のお話を

傾聴させていただいたつもりです。

そして

「以前から、人材紹介業に大変関心がありました」

と、おっしゃるので

「未経験ですが、やる気とポテンシャルがあるので

サポートすれば、何とか内定を獲得できるでしょう」

と考えて、貴重なクライアント企業をご紹介しました。

そこで今、反省しています。

傾聴したつもりだったと思います。

Aさんのレスが遅いのは

未経験者にありがちな

二つの要因があると考えます。

1 人材紹介業は 「人の相談に乗るだけの仕事」 だと勘違いしている。

  企業から報酬をいただき、成り立っていると思っていない。

2 同上で、業界研究が新卒未満レベルである。

周囲の方のアドバイスもあったのか

それに気づかれて

応募される事を躊躇されているのかな? 

と想像します。

「聞いたつもり」 でしたが

「本音を聞けていなかった」 

というケースが

未だにあるという事は

私が未熟である証拠です。

オリンピックを観戦しながら

選手の言葉からも感じるのですが

アスリートが心掛けているのは

対戦相手との闘いではなく

「すべては自分との闘い」

「すべては自分の責任」

という事ですね。

Aさんの心を

傾聴していなかった

私の責任です。

まだまだです。

皆さん

猛暑の7月も

大変お疲れ様でした。

「いまから

ここから」                                            みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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