「志の高い社長の会社で働こう」
先日
ご相談させていただいた
人材紹介コンサルタントのAさんは
大変優秀な人です。
業績はしっかり上げていますし
マネジメントも経験しています。
良いと思った事は
上司にもハッキリ意見具申して来ました。
複数の人材紹介会社を経験されていますが
いずれも勢いのある急成長企業です。
しかし、売上や組織の拡大と共に
会社との間に距離を感じるようになりました。
会社が大きくなるのは嬉しいのですが
Aさんは
社員の成長と満足感を伴った
売上拡大を果たしたいのです。
単に、社員の人数を増やして
売上拡大を図るのではなく
社員のスキルアップやモチベーションを伴って
業績を伸ばしたいのです。
社員を甘やかすつもりは全くなく
むしろ厳しいマネジメントをして
社員を育成し戦力化と定着化を進め
筋肉質の精鋭集団にしたいのです。
しかし、現職の企業は
Aさんが目指している方向と
逆方向に進んでいるとの事です。
何度も意見具申してきましたが
残念ながら会社方針との
乖離が大きくなる一方なので
Aさんは、あきらめて転職することにしました。
私:「Aさん、今後はどんな会社を希望しますか?」
Aさん:「やっぱり、社員の育成や教育を重視している会社を志望します。」
私:「そうですね。今回の転職理由との一貫性がある希望条件だと思います。」
Aさん:「しかし、私が希望するような人材紹介会社はあるんでしょうか?
同じ業界だから、結局どこも同じなんじゃないかと思うんですよ。」
私:「それは違います。どこも同じではありません。」
Aさん:「何が違うんですか?」
私:「社長が全然違います!」
Aさん:「どう違うんですか?」
私:「端的に言えば
人材紹介業を単なるお金儲けと考えているか?
人材紹介業は確かにビジネスではあるが
この事業を通じて何らか社会に貢献したい
という明確な志を持っているか?
社長によって大きな違いがあります。」
Aさん:「私はそんな社長に会った事がないので正直わかりません。」
私:「それは残念で不幸な話ですね。
しかし、そんな人のために私がいます。
それでは、私が尊敬する社長を幾人かご紹介します。」
Aさん:「そんな会社があるんですか?」
私:「社長に会えばすぐにわかります!」
Aさんが思っているほど
人材紹介業界は
捨てたものではありません。
尊敬できる
素晴らしい社長さんも
いらっしゃるのです。
折角、働くのであれば
そんな尊敬できる社長さんに下で
学んで成長しましょう。
いつか
「やっぱり、この仕事を続けて良かった!」
という、Aさんの笑顔が見たいです。
「生きていて
よかった
生かされてきて
よかった
あなたに
めぐり逢えたから」 みつを
合掌。