「内定祝いに花束を贈る企業」
数年前、Aさんが
人材紹介会社のX社様に
内定されました。
X社様の人材紹介コンサルタントは精鋭ぞろいで
且つ、英語力も必須という超難関企業です。
そんなX社様から
内定の連絡を受けて
Aさんも私も大変喜びました。
ただ、Aさんには事情があって
早期に入社することはできませんでした。
奥様が妊娠中であり初産であるため
母子ともに無事な出産を見守ってから
転職したいとのご意向でした。
Aさんがこの事情を
X社様に相談したところ
「元気な赤ちゃんが産まれるまで待ってますよ!」
と言ってくれました。
そして、内定後5ヶ月以上も待ってくれる事になったのです。
もちろん、Aさんに対する評価が大変高いというのもありますが
内定後5ヶ月以上も待ってくれるとは有り難いですね。
そしてついに
Aさんの奥様がご出産されました。
母子ともにご健康で良かったです。
Aさんは
第一子誕生の感動と喜びのメッセージを
X社様にメール(英文)で送りました。
それに対して
X社様の方々も大変喜んでくださり
Aさんのご自宅に
お祝いの花束を贈ってくださったのです。
これには、Aさんも奥様も大変感激されました。
「私が妊娠中に転職活動するなんて」
と少し不安だった奥様も
すっかり安心されたようです。
X社様の素晴らしい対応だと感心しました。
私も30代の時の仕事を思い出しました。
エグゼクティブサーチをやっていた時の事です。
当時の最重要クライアントに
優秀なバイリンガルエンジニア(ダイレクター)の方が内定しました。
すると翌日
そのダイレクターの奥様に花束が届けられました。
最終面接は
外国人経営幹部お二人との会食でしたので
その方々の粋な配慮です。
ご主人の初めての転職に不安だった
奥様はその花束を見て
転職に賛成してくれました。
さすが、外国人経営幹部
おしゃれでスマートですね。
日本企業も
少し見習った方がいいなと思いました。
「うつくしいものを
美しいと思える
あなたのこころが
うつくしい」 みつを
合掌。