「Ｘ社の面接が凄い！」

企業の経営姿勢というものは

選考プロセスにおいて

如実に現れます。

先日

優秀な人材紹介コンサルタントのＡさんが

Ｘ社様の内定を受諾されました。

Ａさんが

Ｘ社様に決めた理由は

ずばり面接選考における

企業の経営姿勢でした。

（一次面接）

・まず受付の方が

「雨が降ってきましたが、濡れませんでしたか？」

と、第一声、気遣っていただきました。

・しかし、面接官の事業部長さんが、他の業務のため

仕方なく１０分遅れました。

その間、受付の方が

「お待たせして申し訳ございません。今、事業部長にメモを入れました。

あと１０分で終わりそうですので、今しばらくお待ちください。」

と様子を見に来られて

お茶を入れ替えてくださいました。

・その後

１０分遅れで出て来られた

面接官の事業部長さんは

誠心誠意、Ａさんに謝罪された後

とても丁寧な面接をされました。

（二次面接）

・面接官のコンサルタント・リーダーの方が

受付のエレベーターの前で

お待ちいただいており

開口一番

「Ａ様ですね。お待ちしておりました！」　

とおっしゃいました。

実に気持ちいい対応です。

（最終：社長面接）

・「一次面接では長時間お待たせして、誠に申し訳ございませんでした。

　実はハラハラして、私が出て行こうかと思ったのですが

　誠に申し訳ございませんでした」

・「事業部長もリーダーも、是非、Ａさんにご入社いただきたい、と申しております。

　本日、お目にかかって、私も全く同じ気持ちです。

　小さな会社ですが、よろしければ、ご検討いただけませんでしょうか？

　もちろん、他にも面接に進まれている会社があると伺っておりますし

　当社より立派な会社だと思いますので、ご納得行くまでご検討いただき

　最善のご選択をしていただきたいと存じます。

　その上で当社をお選びいただければ、大変嬉しいです！」

こんな採用選考プロセスですが

簡単そうで

なかなかできませんよね。

受付から事業部長

リーダー、社長に至るまで

一貫して素晴らしいご対応です。

Ａさんは

大変優秀な人材紹介コンサルタントなので

人の何倍もサービス品質には敏感です。

そんな敏感な方をも感心させてしまう

Ｘ社様のご対応は凄いと思いました。

その後

Ａさんは他社様を辞退され

Ｘ社様の内定を受諾されました。

Ａさん：「Ｘ社様の方々と一緒に働かせていただき、サービス業を再度勉強したい！」　

というご感想でした。

その後

Ａさんが辞退された企業様にも

その理由をお話しました。

そして

Ａさんが辞退された企業様の社長さんから

「今後の採用活動における、当社の姿勢を見直す良い機会になりました。ありがとうございます！」

というご返答をいただきました。

素晴らしいクライアントと

Ａさんに感謝です。

「アノネ

人間にとって

一番大事なものはなにか？

そこを原点として

考えてゆけば

あとは自然に

わかってくるよ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。