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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「入社後の苦労を想像しよう」

「入社後の苦労を想像しよう」

我々は

自分が入社したことがない会社を

他人様にご紹介して

成功報酬をいただいている。

「一体、何が成功なのか?」

自分が食べた事が無い食物を

他人様に売っているのと同じだ。

だからせめて

「入社される方々の苦労を想像しよう」

「その痛みを100%わからなくても

わかろうとする姿勢が無い人間に

この仕事をやる資格は無い」

これは、人材紹介コンサルタントの大先輩に言われた言葉だ。

我々がどれだけ

企業にヒアリングしても

何度社長に会っても

実際に入社してみないと

その企業の職場実態はわからない。

「何となく良さそうな会社」 というレベルで

キャンディデートにご紹介しているに過ぎない。

その点、これまで

入社された方が複数いらっしゃって

元気にご活躍されている

そんな会社は

比較的安心してキャンディデートにご紹介できる。

従って私は

この入社後活躍実績を

一番重要視している。

入社された方々には

入社後に 

「実際働いてみて、どうですか?」 

というヒアリングを必ず入れる。

そのヒアリング結果を

次のご紹介に活かす。

実際、短期間で退職される方はいらっしゃらない。

定着率が高く

入社された方々が元気に成長する

そんな会社に紹介実績が固まってくる。

逆に、離職率が高いのに

人材コンサンタルトのスキルが身に付かないとか

明らかにブラックで評判が悪い会社とは

そもそも契約を交わさないし

仮に契約を交わした後でも

悪い事実が判明すれば

すぐに紹介活動を停止する。

そのため

毎日のように

これまで500社以上から

求人の依頼を受けても

真面目に紹介しているのは

真摯に人材紹介業に向き合っている

30社程度だ。

先日も

未取引の人材紹介会社の方から

丁重な求人依頼の

お問い合わせをいただいた。

人事:「御社の評判を聞いて電話したのですが、大量採用するので協力してほしい」

私:「失礼ながら御社の評判は悪い。御社の社員の平均在籍月数はどれぐらいですか?」

人事:「事業部によって違うので一概に言えない」

私:「申し訳ないが、クライアントは選ばせていただいている。

  また原則、社長自ら採用責任者として、直接やり取りさせてもらえなければ取引しない」

人事:「わかりました。それでは仕方ないですね」

私:「済みません。将来、ご縁があれば宜しくお願い致します」

このようにお断りした。

★以下抜粋。

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『安岡正篤 中村天風 の人望学』 プレジデント社

「君子は義にさとり、小人は利にさとる」

「利に放(よ)りて行えば怨(うら)み多し」 

とは、『論語』 の中に出てくる言葉です。

皆が利を求めて行動するようになると

お互いに怨みあい、必ず人間関係、人間の生活

人間の事業というものを壊してしまう。

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最近

貧富の格差に憤る人たちが

世界中でデモを行っている。

お金は大切なものだが

富の奪い合いが

引き起こすものは

戦争にも発展するので

大変怖い。

お金という化け物と

付き合うのは怖い。

「にんげん

我慾のかたまり

にんげんのわたし」                                       みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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