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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「起業したら偉いのか?」

「起業したら偉いのか?」

最近の人材紹介業界は

多くの人が脱サラして

独立起業しています。

中には独立して威張っている人もいます。

「俺には独立してもやっていける実力があるんだ」 

みたいにですね。

私は

1000人に1人、1万人に1人

そういう凄い起業家もいると思いますが

その他の人は勘違いだと思うのです。

多くの人が言います。

「私は昔から独立起業したかった」

とか格好いいですよね。

実際、そういう志を持った人も少なくありませんし

大いに結構です。

チャレンジしてください。

しかし

実態は多くの場合

「サラリーマン脱落者」 

だと思うのです。

私自身も 「脱落者」 です。

「会社組織で出世できなかった」

または

「ある程度のポジションには上ったけど限界を感じた」

というのが大半じゃないでしょうか?

それをごまかして

過去の武勇伝だけ話しても駄目です。

「俺には能力が足りなかった」

「俺には努力が足りなかった」

「俺はメンタルが弱かった」

「俺には人望がなかった」

「俺には実力がなかった」

何でもいいのですが

会社組織から脱落した理由を

ちゃんと総括をしておかないと

キャンディデート(人材)とご相談する時に

その方を尊敬する気持ちを持てないでしょう。

逆に

「いつまでも会社組織を飛び出せないようでは駄目ですね」

なんて失礼な事を言ってしまう可能性があります。

孫さん、三木谷さん、藤田さんクラスまで行くと

「確かにスケールが違う」

とは思いますが

彼らだって

これからどうなるかわかりません。

それぐらい既得権益を持った

オールドエコニミーや

海外のグローバル企業が渦巻く経済界で

生き残るのは容易じゃないです。

その点、時代背景は違いますが

HONDA、ソニー、京セラなどは

別格のベンチャー企業であり

創業者はホンモノの起業家だと思います。

最終的な価値はデジタルに言うと 

「雇用規模」 と 「納税金額」 だと思うのです。

これは 

「たくさん売れた」 = 「顧客に受け入れられる商品を開発した」

「たくさん雇用した」 = 「雇用拡大に貢献した」 = 「社員と家族の幸せ」

「たくさん納税した」 = 「実質的に社会に貢献・還元した」

という事ですからね。

多くの 「雇用」 と 「利益」 を生み出している企業は

ステークホルダーへの貢献度が高く素晴らしいです。

私のような自己満足の個人事業主には

想像も及ばない素晴らしさです。

そして

第二・第三のHONDA、ソニー、京セラのような

企業を見つけて支援するのが

人材紹介業の役割です。

人材紹介コンサルタントとしては

そんな使命感を持って

日々精進する事が

自己成長や社会貢献にもつながると

考えております。

「生きているうち

はたらけるうち

日のくれぬうち」                                        みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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