「得意なのは大企業？中小企業？」

これまで

数多くの人材紹介コンサルタントや

ＲＡ（リクルーティングアドバイザー）とお会いして来て

大企業が得意な人と

中小企業が好きな人と

というように、ある程度分けられると思います。

具体的には

大企業の人事の方は

頭が良くてロジカルな人が多いですよね。

それから、いろいろなビジネス本を読んだり

ビジネススクールに通ったり

自己啓発に励んでいる方が多いです。

大きな組織の中で仕事をするので

役職・責任・権限などにも注意を払います。

このようなエリート社員のお客様と

対等に話をするためには

担当コンサルタントも

同じタイプである方が好まれます。

・頭が良く企画提案力がある。

・ロジカル

・自己啓発に熱心で知識・話題が豊富

・相手の立場（役職・責任・権限）に配慮する。

・英語ができれば尚可

・ゴルフなど相手の趣味を自分の趣味にできれば尚可

それに対して

中小ベンチャー企業がお客様の場合は

社長さんなど経営者相手の仕事になる事が多いですね。

特に社長さんは

個性の塊みたいな人が多いです。

過去に挫折して

失敗して苦労もしています。

「社長の人生」　＝　「会社の歴史」　です。

寂しがり屋で話したがりの社長さんも多いです。

従って、担当コンサルタントも

その辺に留意する必要があります。

・人間味があって相手の懐に飛び込む人懐っこさを持っている。

・聞き上手である。まずは 「社長の人生」＝「会社の歴史」　を傾聴する。

２時間でも３時間でも聴いて共感すると、それだけで仲良くなれます。

・社長のタイプや気分に合わせて対応を変えられる柔軟性

・ゴルフなど相手の趣味を自分の趣味にできる。

理屈を超えて

社長さんにかわいがられるタイプの

人間味豊かな人材紹介コンサルタントが

中小ベンチャー企業に向いています。

大きな人材紹介会社では

こんな感じで社員の特性に応じて

配属先を決めているのではないでしょうか？

「君は頭がいいから大企業担当で

君は人間味があるから中小企業担当ね」

とは、ハッキリ言われないでしょうが。

とにかく、大手でも中小でも良いので

自分の得意な分野を伸ばした方がいいです。

私は

頭は悪いし不良社員だったので

完全に中小企業タイプです。

今、私がやっている　

「人材紹介会社向けの人材紹介」　は

ごく一部の大手以外は

ほとんど中小ベンチャー企業ばかりですから

それぞれ個性があって

多くの社長さんに会えて楽しいです。

逆に、社長さんが採用にからまないような会社は・・・。

会社の規模が少し大きくなると

部下に採用を丸投げする社長さんがいます。

「会社は人次第だ」　なんて偉そうに言っても

実際に言行一致している社長さんは多くありません。

だから、言行一致している社長さんの会社が伸びるのです。

私は、採用に対する社長さんの関与度によってサービスに差をつけます。

社長さんが採用にからまなくなってしまうと会社は衰退します。

「ステイ・ハングリー。ステイ・フーリッシュ」　です。

ジョブズ並みに偉くなれば

直接、採用にからまなくても結構です。

「そのときの出逢いが

人生を根底から

変えることがある

よき出逢いを」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。