「数字に対する意識で内定獲得」
折角
人材紹介コンサルタントを経験したのに
過去の売上実績や達成率などの数字を
職務経歴書に記載されていない方がいらっしゃいます。
もったいないです。
業績が良かった時も
悪かった時もあるでしょうが
それはそれで記載しましょう。
良かった時なりの努力や工夫があり
悪かった時なりの反省や言い訳もあるでしょう。
そんな過去の貴重な経験を通じて
・応募者が何を学んだのか?
・自分で考える力がある人なのか?
・逆境をどのように乗り越えたか?
・それは今後の仕事にも応用できるものなのか?
・今後の伸び代はどれぐらいありそうか?
面接官の方々は
過去の業績数字を見ながら
営業活動の中身の話を聞き出し
人材紹介コンサルタントとしての
職務適性を判断したいのです。
営業職以外の方も同様です。
例えば、人事部門で採用担当だった方です。
採用目標人数に対する達成率が何%だったのか?
採用ターゲットの大学や会社からどれぐらい採用できたのか?
などです。
それから、システムエンジニアだった方でも同様です。
自分が開発したシステムによって
どれぐらい業務効率化が進んだか?
業務効率化目標に対する達成率は何%だったのか?
などです。
要するに、いかなる職種でも
何らか具体的な定量・定性目標を設定して仕事をしていますから
その目標に対する応募者の責任感の強さや
創意工夫や努力のプロセスを知りたいでしょう。
目標を達成するために
どのような努力や工夫をしたのかというプロセスを聞きだし
どれぐらいのポテンシャルを持った人なのかを判断したいでしょう。
このように
ビジネスでは結果を求められますので
成果にこだわる姿勢を伝えるためにも
是非、実績数字は職務経歴書に記載してください。
最後に
「昔の事なので忘れてしまった」
という方もいると思います。
会社の業績管理表などは社外秘のため印刷できない
という方もいるかもしれません。
そんな時のために
毎月・毎Q・毎年の業績数字を
ご自分のPCやスマホに残しておいて
時々、自分の歩みを振り返る事をお勧めします。
「ともかく具体的に
動いてみるんだね
具体的に動けば
具体的な答が出るから」 みつを
合掌。