「新規開拓か既存顧客深耕か?」
2010年以降
人材紹介業界は右肩上がりで
求人増加が続いていますので
大半の人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)は
既存クライアントからの求人対応で
忙しくしているでしょう。
既存顧客だけでも
業績は上がりますし
新規開拓はしんどいですからね。
しかし、その状況は長続きしないかもしれません?
外資系IT領域や
コンサルティングファームなど
担当マーケットが不景気になると
採用フリーズになって
既存クライアントだけでは
食えなくなる時代も
来るかもしれません。
従って
好景気であっても
戦略的な新規クライアント開拓は大切です。
常に業績の良い人材紹介会社や
常に業績の良い人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)は
好不景気に関係なく
戦略的な新規開拓を継続してやっています。
例えば
私がある人材紹介会社に
ご紹介させていただいたたAさんは
月5件の成約を上げることもあります。
Aさん:「何とか先月は5件成約しました。」
私:「すごいですね。何か秘訣は?」
Aさん:「新規開拓です。」
私:「ほー、偉いですね。今でも新規をやっているんですか?」
Aさん:「既存クライアントの求人は、次第に採用意欲が下がって決まらなくなります。」
私:「採用人数が充足に近づくと、だんだんそうなりますよね。」
Aさん:「新規は刺激があって楽しいですし、求人意欲も高いので成約しやすいです。」
私:「さすが、トップコンサルタントですね。周囲のコンサルタントの方々はどうですか?」
Aさん:「好景気ボケですね。明らかに私とは動き方が違うと思います。」
私:「周囲の方々は、楽しそうじゃないですか?」
Aさん:「はい。魅力的な企業がたくさんあるので、新規も楽しんでほしいです。」
人材紹介コンサルタント個々人
それぞれの強みを活かした
業績の上げ方があります。
若い頃の私は
売上の60~70%を新規企業で稼いでいました。
一方で
大半の売上を既存クライアントで
稼いでいた人もいました。
既存クライアントで稼いだ方が
営業としては効率的ですし
顧客満足度も高いでしょう。
私のようなバカは
新規しかなかったのです。
一方で
頭の良い人は
既存クライアンントの深耕営業が
得意な傾向があります。
実は今の私は
大半の業績を
既存クライアントで上げさせていただいています。
しかし、もっと新規開拓をやれば
今の2倍は業績を上げられるでしょう。
皆さんも
少し意識して
戦略的な新規開拓をやってみてください。
それが転職した時や
独立起業した時の
自信にもつながるでしょう。
足腰を鍛える時期ですね。
しかし、苦手な事を無理にやらなくてもいいです。
既存クライアント深耕も立派ですし
それが自分の強みです。
自分の得意な能力を伸ばしましょう!!
「名もない草も
実をつける
いのちいっぱいの
花を咲かせて」 みつを
合掌。