「思い出の能登旅行(後編)」
今日は、能登旅行の後編を書かせていただきます。
後編は 「奥能登」 を周遊します。
*出典:のとねっと(能登観光ポータルサイト)
(3日目)
・和倉温泉駅から穴水駅へ電車で向かう。
・穴水駅でタクシーの運転手さんと待ち合わせ。
*私は20年前に更新忘れでゴールド免許喪失、大東はペーパードライバー。
従って、旅先では観光タクシーを活用させていただいております。
地元に詳しい運転手さんのお話(歴史・風土・慣習・名物など)が大変勉強になります。
・親切で温かく、郷土愛豊かな素晴らしい運転手さんとの出会いに感謝!! *(能登交通さん)
・声が小さい運転手さん、でもとっても良い人。声の大きさにもだんだん慣れてきました。
・今日は能登半島の先端、「ランプの宿」まで、観光しながら連れて行っていただきます。
・輪島の朝市は、時間的に既に終わっていて見学できなかったけれど、輪島塗の漆器工房へ。
・数百万円の虎の絵が描かれたツイタテ屏風?から、お手頃価格のお椀迄たくさん。
(巨大な虎のツイタテ)
・輪島塗の製作工程も説明してくださいました。
・時間をかけて検討した結果、素敵な夫婦お椀を購入。今も大切につかっています。
(買い物検討中)
(お土産:輪島塗のお椀、きんつば、能登の塩)
・その後は、海岸線をずっとドライブ。
・世界遺産の素晴らしい棚田です。
(白米千枚田)
(能登の塩田)*塩田でお塩を作る工程を見学。お塩購入。とても美味しいお塩でした。
・ドライブ中、運転手さんが、何度もおっしゃっていた二つの言葉がありました。
①「あっちも廃校。こっちも廃校。」 *少子高齢化・過疎化が進み、廃校になった学校がたくさん。
②「キリコを見せたい」「キリコを見せたい」
・そして、偶然キリコ発見!!
・「見てもらえてよかった!!」と、とっても嬉しそうな運転手さんでした。
(キリコ)
・能登半島の突先(のろし)を経て、急な坂道を降りてランプの宿へ。
(創業444年のランプの宿)
(とにかく海しか見えない素敵な場所。プールサイドは海外のリゾートのようでした)
(枝が折れそうになっても風雪に耐え根を張る樹木)*北陸人気質を象徴している気がします。
(4日目)
・運転手さんにお迎えにきていただき 「のと里山空港」 に向かいながら、半島の東側を観光。
・見附島、「えんむすびーち」で鐘も鳴らしました。
(見附島)
・富山湾側だけあって、半島の西側に比べると、東側はとっても静かでした。
・半島の東側の道、特に珠洲市に入ってから、急に民家が多くなりました。
・やはり、遥か富山湾の南にそびえる立山連峰は絶景です。
・珠洲市を過ぎて、日本三大イカ釣り漁港・能登小木港にも寄りました。
(小木港のイカのオブジェ)
*出典:ほっと石川旅ねっと(石川県観光公式サイト)
・そして、有名なアイスクリーム屋さんでアイスを購入し、最後は能登ワイナリーへ。
(能登ワイナリー)
・のと里山空港からANA機で帰路につきました。
・運転手さんが
「能登瓦は黒いのが特徴なんです」
「今では瓦を作っているのは2軒しかない」
とおっしゃっていたのが、今でも印象に残っています。
以上が、2016年の 能登旅行の回想録です。
運転手さん、どうかご無事で!!
お若い頃は
名古屋に働きに出ていたそうですが
「いい年齢になって能登に戻って来た」
と、おっしゃっていました。
・景色が美しい。
・食べ物と飲み物が美味しい。
・人が温かく優しい。
そんな三拍子そろった能登半島でした。
今は大変な状況でしょうが
一日も早い復旧・復興を
遠くからで申し訳ございませんが
応援させていただきます。
「いまから
ここから」 みつを
合掌。