「価値観や相性を重視しよう」
転職活動で迷走されている
人材紹介コンサルタントAさんのお話です。
折角
素晴らしい人材紹介会社に
内定されているのですが
決めきれないようです。
半年にも渡る転職活動で
ご苦労されてきて
やっとつかんだ内定なのですが
決めきれない様子です。
「もっと良い会社があるかもしれない?」
と思っていらっしゃるようです。
その結果、決めきれずに
次々と新たな会社に応募されて
益々わからなくなって
迷走されています。
転職活動は
短かければ良いというものではありませんが
長く続ければ良い会社が見つかる
というものでもありませんよね。
ご縁を感じたら
腹をくくって
決断しないといけません。
その判断軸として
「どこで働くか?」
「誰と働くか?」
という考え方があります。
「どこで働くか?」
という軸で選ぶ場合は
・企業規模が大きく知名度も高い。
・年収が高いし福利厚生も手厚く安定性が高い。
などのハード面が重視される事が多いです。
それに対して
「誰と働くか?」
という軸で選ぶ場合は
・社長や上司や同僚になる人との相性が良いし尊敬できる。
・コミュニケーションが活発で働きやすいのでスキルアップもできる。
などのソフト面が重視される事が多いです。
どちらの軸を重視して
転職先を選ぶのかは
最後は個々人の判断です。
ただ、私がこれまで見てきた事例を振り返ると
「どこで働くか?」 よりも
「誰と働くか?」 を重視して
転職先を決めた人の方が
転職後の満足度が高い事が多いです。
なぜなら
転職理由で一番多いのは
「人間関係」 です。
それを裏返して考えますと
「人間関係」 が良さそうな会社を選ぶ
という事が大切ですね。
そのためには
社長さんや人事の方はもちろん
上司や同僚になる方とも
会わせてもらって
判断してください。
優良企業で働かれている
複数の社員の方々に会わせていただくと
それぞれの個性はありながらも
仕事に対する基本スタンス(価値観)に
共通点があると思います。
私としても
クライアントの社長さんには
「できるだけ、複数の社員の方とお引き合わせください」
と、お願いしています。
やはり
「人間関係」 が良い会社って
業績も良い会社が多いです。
「ひとの世の幸不幸は
人と人とが逢うことからはじまる
よき出逢いを」 みつを
合掌。