「絶対エグゼクティブサーチにこだわる」
以前
優秀なヘッドハンターAさんと
ご相談させていただきました。
前職の
エグゼクティブサーチファームでは
10年もヘッドハンターをやられており
実績も十分です。
厳しいエグゼクティブサーチの世界で
切った張ったの
営業をやってきた人です。
従って、今後の希望条件は下記のようなものでした。
1 厳しいエグゼクティブサーチを継続してやりたい。
2 尊敬できる凄いプレイング社長がいる会社
「よし、そこまで言うなら厳しい優良企業を紹介してやろう!!」 と思いまして
私からは、3社ご紹介しました。
私:「それでは、この3社はどうですか?」
Aさん:「あー、その中のX社様は、既に自分で応募しています。」
私:「そうですか? じゃあ、残りの2社はどうですか?」
Aさん:「おもしろそうですね。応募してみます。」
私:「わかりました。両社の社長に会うだけでも、応募する価値があると思います。」
Aさん:「最初から社長に会えるんですか?」
私:「はい。私がお願いすれば、必ず会っていただけます。」
Aさん:「楽しみです。宜しくお願い致します。」
上記のように
当社から2社にご応募いただき
両社とも面接で好感触でした。
そして、ご自分で応募されていたX社様も好感触でした。
しかし、最終的には
私がご紹介したY社様に決めていただきました。
尚且つ、他2社の採用条件提示前に
辞退されて決められたのです。
Aさんが選ばれたY社様は
規模は最も小さくインフラも脆弱です。
立ち上げに近いステージの会社です。
しかし、Aさんが希望条件として挙げていた
1 厳しいエグゼクティブ・サーチを継続してやりたい。
2 凄いプレイング社長のいる会社
この二つの希望条件に
最も合致していたのがY社様でした。
従って
他2社の採用条件を見る前に辞退されて
Y社様に決めたのです。
できそうで、なかなかできない英断です。
私は
このサムライ・ヘッドハンターAさんの英断を支持します。
会社の規模や雇用条件よりも
自分が本当にやりたい仕事と環境を
優先条件として決断されたからです。
既に
新天地でも素晴らしい業績を
上げていただいており
トップコンサルタントの
地位を築かれています。
「どろをかぶらずに
ほんものの
仕事はできぬ」 みつを
合掌。