「大手からブティックへの流れが止まらない」
ここ10年ぐらい
大手人材紹介会社から
尖ったブティック型エージェントや
エグゼクティブサーチファームに
転職する人材紹介コンサルタントが
増えています。
その流れは
止まることがなく
大手からブティック型エージェントに転職する人が
年々増え続けています。
主な理由は、下記の5つぐらいです。
1 大手人材紹介会社の中でのキャリアの将来像が見えてしまった。
2 尖ったブティック型エージェントで、将来独立起業できるぐらい専門性やスキルを高めたい。
3 エグゼクティブサーチやCxO領域の人材紹介を経験したい。
4 家族のためにも、働き方の自由度が大きなブティック型エージェントに行きたい。
5 もっと年収を上げたい。
早い人ですと
20代後半から
遅い人は
40代のベテランになってから
転職を考え始めています。
実力さえあれば
20代はもちろん
40代でも50代でも
転職できます。
例えば、先日
ブティック型エージェントに転職された
AさんとBさんの転職動機は
下記のように典型的な理由でした。
Aさん(20代後半):「将来、独立起業できるぐらいの実力を身に付けたい。」
Bさん(40代半ば):「家庭(育児)もあるし、若い社員と同じように出社できない。自由度が欲しい。」
このように、AさんとBさんの転職理由は異なりますが
ブティック型エージェントには
どちらのタイプであっても
受け入れる余地があります。
そこで
人材紹介コンサルタントの方々に
よく質問されるのは
「ブティック型エージェントに転職して、業績を上げられなかったら、クビになりませんか?」
という事です。
私:「だからこそ、短期的評価でクビにしない、会社(社長)を厳選してご紹介しているんです。」
と、いつも自信を持ってお答えしています。
実際、お客様のおかげで
入社後の定着率は非常に高い状態をキープできています。
2017年9月、在籍5か月で
会社にも馴染まれていたのですが
ご親族の介護のために
自己都合退職された方を最後に
短期退職された方は出ていません。
従って
「会社の規模が大きいから定着率が高い」 とか
「会社の規模が小さいから定着率が低い」 とか
そういう問題ではなく
その会社の経営者の考え方や
マネジメントの方針(社員に対する考え方)
社風・カルチャーという
個々の会社(経営者)が持っている理念や哲学を
しっかり見極めて
慎重にご紹介しないといけませんね。
「良い企業に良い人材を」
という人材紹介業の基本を
大切にしたいと考えております。
「ひとの世の幸不幸は
人と人とが
逢うことから
はじまる
よき出逢いを」 みつを
合掌。