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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「マネージャー適性とは?」

「マネージャー適性とは?」

人材紹介コンサルタントという職業に就いた人は

5年ぐらい頑張って

業績を上げると

マネージャーとか課長とか

世間的には初級管理職と言われる

役職に昇進する事ができます。

個人的な感覚値ですが

5人に1人ぐらいは

マネージャー(課長)になれます。

ただ、管理職の道は

マネージャー(課長)が終着点ではなくて

次長、部長、執行役員、取締役、社長というように

上には上の役職があって

なかなか険しいですね。

当然ですが

役職が上がるほど

権限や年収も上がりますが

現場からは遠くなって

責任は重くなります。

そこで

自分の適性を見極める上で

一番大切な判断軸があります。

それは

①「権限と責任をやりがいと感じられるか?」

②「権限と責任を負担と感じてしまうか?」

という事です。

私が知る限り

管理職として

トップに上り詰める人は

上記①のように

「権限と責任をやりがいと感じられる」 

タイプの人です。

重い責任に耐えるだけの

胆力があって

それだけの努力もしている

勉強家です。

逆に

私のように

管理職適性が無い人間は

上記②のように

「権限と責任を負担と感じてしまう」 

タイプです。

私の場合は

プレイヤーの延長線上に

社長という役職があると

バカな勘違いをしていて

全ての社員より100%現場に強くないと

社長の役割は果たせないと思い

部下に対して強く

言うべき事が言えないのです。

直接、お客様相手に

現場で働く社員と

会社経営を担っている社長とでは

元々の役割が全然違うのですが

そんな事もわかっていないのです。

従って

社長になる前に

勉強や経験を積み重ね

経営者としての役割を果たせる

準備と覚悟をしておくべきです。

そんな準備や覚悟ができないのであれば

そもそも社長になる資格はありませんし

プレイヤーに徹する方が

負担を感じる事もなく

楽しく仕事をする事ができます。

要するに

「経営者という立場をやりがいと感じるか? 負担と感じるか?」

「やりがいだと感じられるように、事前に準備と勉強をするか?」

「なりゆきで社長になるのではなく、最初から社長を目指すか?」

という事に尽きます。

そんな志と勉強不足の私は

役職が上がるごとに

「やりがい」 よりも

「負担」 を感じるようになりましたので

会社や社員に迷惑をかけてしまい

「生涯一プレイヤー」 の

路を選びました。

一人のプレイヤーに戻ってみると

自己満足ですが

本当に楽しくて

個人的には良かった

と感じています。

しかし

皆さんには皆さんの

個性も能力もありますので

ご自分が長く幸せを感じられるような

選択をしていただきたいと

考えております。

「一番わかっているようで

一番わからぬ

この自分」                                           みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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