「利益は社外にある。社内には費用しかない」
社内の仲間内で
愚痴を言い合っていても
生産的ではありませんね。
そんな日々を過ごしていると
あっという間に
何年も経過してしまいます。
そして
悩んでいる事の多くが
狭い社内の話ばかりです。
・最近、うちの会社は変わってしまったな。
・経営者や上司の言動に違和感を覚えるな。
・以前のようにワクワクしないな。
・どうしてこんなに会議や打合せが多いんだろう?
・KPIばかりで、仕事の中身の話が少ないな。
・社内の話ばかりで、お客様の話が少ないな。
・自社の話ばかりで、競合他社の話が少ないな。
こんな会社が少なくないどころか
まさに、こんな内向きの会社の方が
実際に多数派です。
これでは業績は上向きませんし
雰囲気も悪くなって
退職者も増えるばかりです。
ここで久しぶりに
経営の大先生の教えを
引用させていただきます。
「事業の成果はお客様から得られる。」 一倉 定
「合理化、能率、品質というようなものは、それ自体は結構なことではあるが、
それは内部管理の優秀さの実証であっても、必ずしも優秀企業の実証であるとは限らない。
商品の収益性が低かったり、販売力が弱くては、優れた業績は期待できない。
企業存続に必要な収益を手に入れることによってのみ
会社は生き続けることができるのである。
この、何とも当たり前のことが、意外な程分かっていない。
収益は、ただ一生懸命努力することによって得られるのではなくて、
商品が売れることによってのみ手に入れることができるのである。
収益は会社の内部にはない。内部にあるのは費用だけである。
収益は外部にあるのだ。つまりお客様のところにあるのだ。
それは、お客様の要求を満たすことによってのみ手に入れることができるであって、
他のいかなる手段によっても手に入れることは不可能なのである。」
という、大変シンプルな教えです。
「収益は会社の内部にはない。内部にあるのは費用だけである。」
この本質的な言葉は
多くの経営者や管理職に刺さるでしょう。
従って、当り前の話ですが
社内より社外に目を向けて
お客様に積極的に働きかけましょう!!
今年も猛暑でお疲れ様でした。
10月になって
やっと涼しくなって来ましたね。
皆さん、2023年の最終四半期です。
良い年末年始を迎えられるように
頑張りましょう!!
「一生勉強
一生青春」 みつを
合掌。