「敗者復活歓迎。業績を上げて再応募してください」
大変お世話になっている
エグゼクティブサーチファームの
X社様の社長さん自ら
人材コンサンタルトAさんと
2回面接していただきました。
Aさんは
1社目・2社目の人材紹介会社でも
大活躍されまして
現職でも責任あるポジションに
就かれています。
私の中でも
「Aさんは、お人柄が良く優秀なコンサンタルト」
という記憶が残っている方です。
しかし
現職は純粋な人材紹介会社ではなく
他の事業が本業であるため
経営者の理解を得る事が難しく
さすがのAさんも
ご苦労されています。
そんな悩みを持たれていたAさんから
人材コンサンタルトとして
ステップアップできる環境を求めて
ご相談いただきました。
私:「Aさんにとってのステップアップとは、どのようなイメージですか?」
Aさん:「単に求人に対して人材を紹介するのでなはく、経営課題にアプローチしたいです。」
私:「うーん、格調高いですね。それって、エグゼクティブサーチ的な仕事ですか?」
Aさん:「そうですね。経営課題を言語化して、それを解決できる方法や人材を提案したいです。」
私:「そういう難しい仕事にチャレンジされている会社もあります。社長さんに会ってみますか?」
Aさん:「はい、是非お会いしたいです!!」
という事で
エグゼクティブサーチファームのX社様に
Aさんをご紹介させていただきました。
そして
社長さん自ら
2回もお時間をいただき
じっくりご面接いただきました。
その結果
X社様の社長さんから
下記のようなメッセージをいただきました。
武谷様
お世話になっております。
またA様のフィードバックをいただき感謝いたします。
当方の結論から申し上げますと、
今回の選考は一旦この段階で終了させていただければと思います。
理由としては、
①人柄や誠実さにおいては懸念がない素晴らしい方である。
②一方で、ご自身の振り返りにもある通り、
現職でもっと取り組むべき課題(組織の事、自身の挑戦、経営目線の獲得など)があり、
それをやり切ってからでも転職は遅くない。
③当社が採用するとしたら「一定程度の実績」か「根拠はないけど圧倒的な自信」の
どちらかあるいは両方が求められますが、
その観点から見ると両方ともまだ水準に達していない。
ということかと思います。
一方で、現職で一定の成果を出すなり、他で実績をあげるなりして、
また応募いただけるなら、
人物面は申し分ないので、
是非その時に改めて選考したいとは思える方でした。
以上、よろしくお願いいたします。
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「人物面は素晴らしいので、業績を上げて再応募してほしい」
という、社長さんの温かいメッセージを
Aさんにお伝えしました。
Aさん:「ありがとうございます。現職で業績を上げて、是非再応募したいです!!」
お人柄が良い方は
前向きに頑張って業績を上げれば
敗者復活できます。
むしろ
苦境を乗り越えての
敗者復活大歓迎です!!
そんな応募者の
お人柄や潜在能力を
きちんと評価していただける
お客様に感謝申し上げます。
「いまから
ここから」 みつを
合掌。