「辞意表明されてからでは遅い」
先日
大変お世話になっている
X社様の人事マネージャーの方と
打合せさせていただきました。
自らトップコンサルタントになった上で
人事マネージャーになられていますので
おっしゃる言葉が
いちいち的を射ていました。
私:「最近、人材コンサンタルトの皆さんの定着率はいかがでしょうか?」
人事マネージャー:「それは厳しいご質問ですね。」
私:「私が一番関心があるのは定着率なんです。実際いかがでしょうか?」
人事マネージャー:「採用は活発にしていますが、コンサルタントはあまり増えていません。」
私:「なるほど、積極採用されていても、同じぐらいの人数の方が退職されているんですね?」
人事マネージャー:「はい、残念ですがそうなんです。それが最重要課題です!!」
私:「なぜ、退職する方が多いのでしょうか?」
人事マネージャー:「二つ、原因があります。①採用基準の問題 ②育成パワーが足りない、という事です。」
私:「その原因に対して、どのような具体策をお考えでしょうか?」
人事マネージャー:「それは、①即戦力採用にシフトする ②育成パワーを倍増する、という事です。」
私:「即戦力採用は難題ですが、私も努力します。『育成パワー倍増』とは具体的に?」
人事マネージャー:「私ともう一人のマネージャーの二人が、100%教育専任になります!!」
私:「それは力強いですね。教育専任になるんですね?」
人事マネージャー:「はい、そうしないと、折角採用した人材が戦力になる前に辞めてしまいます。」
私:「それは本当にもったいないですね。」
人事マネージャー:「はい、辞意表明されてからでは遅いです!! その時は既に転職先を決めていますから。」
私:「そんな残念なケースを減らすためにも、育成パワー倍増なんですね?」
人事マネージャー:「はい、メンバーとの日々のコミュニケーションや具体的な指導が一番大切ですね。」
人材コンサンタルトの皆さんの
定着率向上に本気で取り組まれている姿勢が
伝わってきました。
「採用」 と 「教育」 と
両方が大切ですが
採用した以上は
育成努力は不可欠です。
悩みは大きいでしょうが
人材コンサンタルトの皆さんの育成と定着に
真面目に懸命に取り組まれている
X社様のお役に立てるように
伴走させていただきます。
「つまづいたって
いいじゃないか
人間だもの」 みつを
合掌。