「過去の実績よりもポテンシャル」
人材コンサルタントとして
これまで高業績を残してきたと言っても
それはあくまで過去の話です。
過去の会社
過去の職場での役割分担
過去の仕事の進め方においての業績は
参考値でしかありません。
前職と全く同じような
役割分担や仕事の進め方で
担当領域も同じで
アセットも同レベルであれば
過去と同じような高業績を上げられますが
そんな甘いものではありません。
従って
ほとんどの人材コンサルタントの皆さんは
転職すると一旦は
業績が下がります。
ただ、それは当り前で仕方ない事です。
実際
弊社の大切なお取引先の人材紹介会社の
X社様、Y社様、Z社様などの社長さんや事業部長さんは
「転職すれば、一旦業績が下がるのは当り前ですよ。
最初の1年・2年は仕方ないですよね。
そんな短期業績なんか気にしていません。
それよりも、真面目に努力や工夫をしているか?
過去のやり方だけに固執せず
戦略・戦術・行動など仕事のやり方を柔軟に変えているか?
そして何よりも、他の社員と協調・協力して仕事をしているか?
そんな人間性の方が全然大切ですね。
だから、面接でも過去の業績以上に
お人柄やポテンシャルに注目して選考しています。」
と、おっしゃっています。
要するに
「努力」 「信頼性」 「向上心」 「柔軟性」 「協調性」 「継続力」
このような要件を満たしている方であれば
新天地においても
十分ご活躍できる 「再現性」 を持っています。
逆に
過去の業績は素晴らしい方でも
過去のやり方に固執して
上記のような要件を満たしていない方は
転職しても成功しません。
そんな場合、私は
「過去に固執するのであれば転職しない方がいいですよ」 とか
「向上心や柔軟性が不足しているので、採用しない方がいいですよ」 と
人材と企業、両方のお客様に
進言させていただいております。
あくまで
入社後活躍が大切ですから
「失敗が少ない採用と転職をサポートする」
という事が
人材コンサルタントの役割ですね。
「ほんとうのことが
いちばんいい」 みつを
合掌。