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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「会社のために死ぬな」

「会社のために死ぬな」

昔の上司ですが

今は、エグゼクティブサーチファームの

X社様を経営している

Aさんの話です。

そのX社様でご活躍されていた

トップコンサルタントのBさんが

大病を患われた時の事です。

大変な手術をされ

職場復帰された事を

後から知りましたが

「いつも元気なBさんが、そんな大病に?」 

と驚きました。

そんなBさんの事を

経営者のAさんにお伺いしました。

私:「Bさんの病気の事を聞いたんですが?」

Aさん:「もう二度目だったからな。」

私:「何が二度目ですか?」

Aさん:「経営会議の途中で、言葉がちゃんと出なくなるんだよ。」

私:「あんな元気なBさんが?」

Aさん:「どう考えてもおかしいだろう?」

私:「それでどうしたんですか?」

Aさん:「あの性格だから、それでも働こうとするんだよ。」

私:「危ないですね。」

Aさん:「だから 『会社のために死ぬな!!』 と言って休ませた。」

私:「なるほど。Bさんは、それぐらい言わないと休まない人でしょうね。」

Aさん:「自分の会社のために死ぬのは仕方ないけど、他人の会社のために死ぬもんじゃないよな。」

私:「確かに、僕の会社のために僕が死ぬのは仕方ないですが、他人の会社のためには死ねません。」

Aさん:「他人の会社のために死ぬ意味はないから 『絶対休め!!』 と言った。」

私:「『会社のために死ぬな!!』 と言ってくれる経営者は少ないから、Bさんも良かったです。」

「命あっての物種」 ですね。

自分のため

ご家族のため

お客様のため

働く理由はありますが

「死んで花実が咲くものか」

という事です。

自分が株主で経営している会社であれば

そのために死んでも仕方ないかもしれませんが

他人の会社のために

唯一無二の

自分の命を捧げるのは

もったいないです。

日々の仕事も大切ですが

ご家族のためにも

自分の命と健康を

何より優先してください。

「坂道へきたら

思いきって

ゆっくりやすむ

ことですよ

坂道で

むりをすると

息がきれます」                                          みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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