「お金がない時代が幸せ?」
「物心共に豊かになってこそ、人は幸せになれる」
という言葉は
現実味があって
多くの人が目指す理想だと思います。
しかし
お金や物など
欲しいものが手に入ったら
必ず幸せになるとも
限りませんよね。
「物心」 というものは
「物」 と 「心」 を構成する要件
多くの要件のチャートバランスが大切でしょう。
「幸せの要件」 とは
例えば
①体力 ⇒ 健康
②気力 ⇒ やる気、向上心
③仕事 ⇒ やりがい、人間関係
④家庭 ⇒ 愛情、安心、居場所
⑤趣味 ⇒ 仕事以外に熱中できる事や親しい友人
⑥財力 ⇒ 金銭的なゆとり
など、様々な構成要件があるでしょう。
難しいのは
上記①~⑥の要件が
同時に満たされるとは
限らないという事です。
単純な例としては
若い頃は
①体力 や ②気力 はあるけれど
⑥財力 は、まだまだこれから
という段階にある人が多いでしょう。
逆に
年齢を重ねると
⑥財力 は増しても
①体力 や ②気力 に不安がある
という人も多いと思います。
要するに
「すべてが最高!!」 というような時期は
人生において
ほとんどないという事です。
自分の事を振り返っても
20代、30代、40代、50代
それぞれの時期に
それぞれの喜びと苦しみがあったような
気がします。
従って
同時にすべての要件を満たそうというよりも
「今に集中して懸命に生きる」
という事しか
幸せに近づく答はないような
気がしています。
お金がない時であっても
夢中になれるものがあれば
幸せかもしれませんし
日々の努力の積み重ねによって
明るい未来が拓けると信じて
前進するしかありません。
個人的な事で恐縮ですが
私の場合は
独立起業して間もない頃
本当にお金はありませんでしたが
組織から解放されて
心身ともに自由になりました。
そんな自由を満喫しながら
目の前の仕事に熱中して
1件1件の朗報に
妻と共に大喜びした時が
最高の幸せを感じた瞬間でした。
今後も
あの時の感動を忘れず
毎日、新鮮な気持ちで
仕事を続けていきます。
「かねが人生の
すべてではないが
有れば便利
無いと不便です
便利のほうが
いいなあ」 みつを
合掌。