「社長が死んだらどうなるんですか?」
昨年
X社様に転職された
人材コンサルタントAさんから
質問された言葉です。
私:「Aさん、この度は、第一志望のX社様に内定され、おめでとうございます!!」
Aさん:「ありがとうございます。嬉しいです。」
私:「本当に良かったですね。それでは、内定受諾されますか?」
Aさん:「いやー、前向きに考えていますが、ちょっと考えてもいいですか?」
私:「え? 第一志望ですよね。何か気になる点がありますか?」
Aさん:「はー、アノー、社長さんが素晴らしい方ですが・・・。」
私:「本当にそうですよね。それで何か懸念点が?」
Aさん:「はい、社長さんが素晴らしい点がリスクかと・・・。」
私:「え? 社長さんが素晴らしい点が、なぜリスクなんですか?」
Aさん:「社長が死んだらどうなるんですか?」
私:「はー? そんな事はどこの会社でも同じですよ!! そもそも社長は元気で死にません!!」
Aさん:「確かに、どこの会社でも同じですよね。心配しすぎましたかね。」
私:「Aさん、杞憂ですよ。心配しすぎると、何もできなくなりますからね。」
Aさん:「そうですね。折角のチャンスを逃さず、X社様にお世話になります。」
「社長が魅力的な人だけに、社長がリスク」 って
わからなくはないですが
やはり心配しすぎだと思います。
私は、Aさんの心配を聞いた後
X社様の社長さんに
お電話でお伝えしました。
私:「社長、Aさんは、社長が死んだらどうしよう? と言ってましたよ。」
社長:「え!! それは・・・・・。」
私:「社長、『僕は死にましぇん!!』 と、Aさんに言ってくれませんか?」
社長:「家族もいるのに死ねないよ!!」
私:「社長、それでお願いします。縁起でもない話で、大変失礼致しました。」
「いまから
ここから」 みつを
合掌。