ホーム > 社長ブログ > 「今週は何人の社長に会った?」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「今週は何人の社長に会った?」

「今週は何人の社長に会った?」

いきなり

上司から

「今週は何人の社長に会った?」

と質問されたら

「あわわわ、いきなりそんな事を聞かれても・・・」

となりますよね。

しかし

「今週は何人の社長に会った?」

という質問を

毎週、上司がメンバーにしている

人材紹介会社があります。

ハイクラスやエグゼクティブ専門のX社様の営業方針は

「細かいKPIはどうでもいい。

そんな事よりも、多くの社長(経営者)に会う事が大切だ。

社長に会わなければ、

エグゼクティブ案件を獲得できないからだ。」

という事です。

そこで、現場の人材コンサルタントからは

「そんな事を言われても、どうやったら社長に会えるの?」

という疑問や質問が出ます。

上司:「どうやったら会えるのかを考えるのは貴方の仕事だ。考えなさい。」

メンバー:「えー、そんな事を言われても・・・。」

上司:「社長という動物の生態を考えろ。どんな事に関心があって、どんな時間に、どこにいるか?」

メンバー:「なるほど、社長という動物として思考や行動パターンを研究すればいいんですね?」

上司:「そういう事です。社長も貴方も同じ人間で動物です。ビビらずにアプローチしてください。」

メンバー:「確かに同じ動物ですね。やってみます!!」

昭和の会社みたいな会話ですが

今でもこんな事を実践している会社があります。

そんなエグゼクティブサーチファームの

優秀なコンサンタルトAさんが

語っていました。

私:「毎週、数多くの社長に会うという目標は大変でしょう?」

Aさん:「はい、本当に大変で、最初の1年はきつかったです。」

私:「今はどうですか?」

Aさん:「スッカリ慣れました。ビビらなくなりましたし、話題にも困らなくなりました。」

私:「それは凄いスキルアップだと思いますが、秘訣は何でしょうか?」

Aさん:「原始的ですが、やはり最初は『量稽古』で、件数をこなす事が大切ですね。」

私:「へー、件数をこなせばスキルアップしますか?」

Aさん:「不思議ですが、場数を踏むという事は、理屈を超えて大切だと実感しました。」

私:「勉強になります。本日は、ありがとうございました。」

「量稽古」 とは 

体育会系と申しますか

昭和時代のマネジメントのようですね。

ただ、Aさんから

貴重なお話を伺って

「習うより慣れろ」 という

言葉を思い出しました。

原点回帰で

「量稽古」 は

バカにできませんね。

実は皆さんも

日々の仕事において

自然と 「量稽古」 されていると思います。

「いまから

ここから」                                            みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ