「ゴリゴリ面接で辞退される」
人間というものは
どうしても
自分を基準に考えてしまいます。
面接においても
自分を基準に
応募者を評価してしまう事が
少なくありません。
例えば
「自分が若い頃、上司からゴリゴリに詰められたから、心身ともにタフな人材を採用したい」
というようなケースがあります。
このような基準で
ゴリゴリ面接をしてしまいます。
こんなゴリゴリ面接でも
採用できる人材もいますが
多くの場合は
応募者に辞退されてしまいます。
昔と今とでは
時代や社会情勢が違いますし
人の価値観も多様化しています。
何でもかんでも
昔の成功事例や 「ど根性伝説」 に
当てはめようとしても
失敗してしまいます。
それでは
面接で失敗しないために
大切な事は何でしょうか?
1 まずは、相手の話に耳を傾ける。
2 相手の長所を見つけ、それを言葉にして褒める。
3 相手の気持ちがほぐれたら、過去の挫折経験や苦労話も聞いてみる。
4 「そんな事があったんだね。大変だったね。」 と、共感を言葉にする。
5 「そんな経験を振り返って、今の自分ならどうする?」 と、聞いてみる。
6 ここで自責や前向きな言葉が出てきたら、採用方向で進める。
7 他責や後ろ向きの言葉しか出て来なければ、不合格方向とする。
というような順番が
一つの進め方かもしれません。
もちろん
企業にも人材にも
相手を選ぶ自由があります。
自社にカルチャーフィットする人材を採用するために
どのような面接をするか?
最後はそれぞれの企業が熟慮して
採用方針を決めればいいと思います。
「点数
にんげんはねえ
人から点数を
つけられるために
この世に生まれて
きたのではないんだよ
にんげんがさき
点数は後」 みつを
合掌。