「契約書締結に１年も！」

法令順守とか

コンプライアンスというものは

非常に大切な事です。

特に

人材紹介業界のお手本になるべき

大手人材紹介会社においては

本当に大切なんです。

何かトラブルがあって

マスコミにでもたたかれたら

大きな社会的制裁を受けます。

実際

大手人材紹介会社には

コンプライアンス担当の

管理職や社員がたくさんいます。

そんな大手人材紹介会社で働いている

人材コンサルタントの皆さんからは

「いやー、コンプライアンスが厳しくて大変です」

というお話を頻繁に伺います。

その中でも印象的だったのは

「新規企業との人材紹介契約書を締結するために１年もかかりました！！」

という、驚きのケースでした。

こっちは上場している大手人材紹介会社であり

求人企業は外資系の大手企業だったりするケースは

お互い契約書の中の

一言一句のすり合わせや

修正に時間がかかってしまいます。

そんな、すり合わせや修正を繰り返していると

ほとんどの企業人事は

「もーやってられない！！」　となり

担当の人材コンサルタントも

「もーやってられない！！」　となって

「やーめた！！」　となって

契約書を締結できないケースも少なくないそうです。

お互いリスクヘッジのための

もの凄いコンプライアンス戦争です。

ただ、契約書締結に１年もかかってしまいますと

企業の求人状況も大きく変わってしまい

折角の機会を逃してしまいます。

このような事態は

企業にとっても

人材にとっても

機会損失につながりますので

大変でしょうが

「コンプライアンスもほどほどに」

という事です。

「張りすぎてもだめ

たるんでもだめ

ちょうどいいあんばいが

一番いい」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。