「社長に会わねば話にならない」

「企業に社史あり、社長に人生あり」　ですね。

私は

社長さん（企業経営者）の生い立ちや

苦労話を聞くのが大好きです。

人材コンサルタントの皆さんの中には

社長さんのお話を聞く事を

ライフワークにしている人も

少なくありません。

「なるほど、社長はそういう環境で育ったのか？」

「そんな成功体験や挫折があったのか？」

「だから、起業するに至ったのか？」

「しかし、そんな大変な苦労があったのか？」

「そんなピンチをよく乗り越えたな」

「だから、今はこんな会社になったのか？」

「そして、今後はそんな会社にしたいのか？」

「そうすると、どんな人材が必要だろうか？」

というように

社長の人生を通して

社史・沿革・カルチャーや

求める人材のペルソナを知る事ができます。

人材紹介会社やエグゼクティブサーチファームは

スーパープレイング社長が創業した企業が多いので

「社長と人材との相性」　が最も重要です。

たとえ、社長さんのお話を全て聞く事はできなくても

ある程度は雰囲気で感じ取る事ができます。

・社長のオーラや性格は？

・社長が尊敬する人は？　愛読書は？

・社長は論理的か情緒的か？

・社長の服装や持ち物は？

・社長の趣味は？

・社長のご家族（奥様やお子様）は？

・社長が仲良くしている人は？

・社長が好きなのは高級レストラン？　居酒屋さん？

・オフィスは都心のキンピカ？　賃料の安いオフィス？

・人材採用や教育に対する考え方は？

などなど

社長さんとのコミュニケーションの中で

端々に滲み出る雰囲気というものを

感じ取る事ができれば

見当はずれな人材を

ご紹介する事はほとんど無くなりますね。

そして、社長と相性が良い人材をご紹介すれば

入社後活躍の確率も高くなり

お客様のご満足にもつながります。

このように社長に会って

社長の人生や価値観を知る努力をすれば

優先的に独占求人を獲得する事も

できるようになってきます。

「自分はまだ若いから、社長さんにはアプローチできません」

と、おっしゃるコンサルタントの方もいらっしゃいますが

それは全く逆で

若いからこそ

純粋な好奇心と勇気を持って

社長にアポイントが取れるのです。

そして、多くの社長は若い人が大好きです。

社長にかわいがられ

頼りにされる人材コンサルタントで

ありたいものですね。

「生きているうち

はたらけるうち

日のくれぬうち」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。