「社員にはお金より敬意を払え」
経営者としては
社員が人間らしい生活を送れるように
それなりのお金(給料)を払う責任は
大前提としてあります。
ただし
業績を上げたら上げただけ
お金は幾らでも払うから
「どんどん業績を上げてインセンティブを獲得してください」
という人材紹介会社はたくさんあります。
業績の良い人材コンサルタントであれば
粗利益の30~40%払っても
会社には残りの60~70%も残るので
経営は余裕で成り立ちます。
従って
やればやっただけ給料を払うのは
当り前の話です。
そこで
「給料だけ支払えばいいのか?」
「給料が高ければ、社員は満足するのか?」
という問題があります。
社員は人間ですから
金銭以外にも
様々な欲求があるからです。
例えば
・自己成長
・人間関係(仲間意識や所属意識)
・昇進や昇格
・評価される、尊敬される
・プライベートタイムの充実(休日や労働時間)
などなど、様々な欲求があります。
このように欲求は様々あるのですが
端的にまとめると
「一人の人間として尊重されたい」
「一人の人間として敬意を払ってほしい」
という事になると思います。
給料は実力次第で
どこの人材紹介会社でも稼げますから
それに加えて
「一人の人間として敬意を払ってほしい」
という、社員の本質的な欲求に応える接し方が大切です。
そういうマネジメントを実践すれば
社員が定着し成長しますので
その結果
会社も必ず成長すると考えております。
実際
経営が上手く行っている会社の社長さんは
社員の皆さんに対して敬意を払われています。
そして、社員の皆さんからも
尊敬されています。
「にんげんだもの」 みつを
合掌。