「人材コンサルタントこそ5年後・10年後を考えていない」
先日
人材コンサルタントのAさんと
ご相談させていただきました。
私:「Aさんは、5年後・10年後のイメージはありますか?」
Aさん:「それを言われると困りますね。1年後・2年後ぐらいであればありますけど。」
私:「そうですよね。」
Aさん:「普段の面談では、相手の方に 『5年後・10年後のイメージは?』 と質問しているのに。」
私:「恥ずかしながら、我々、人材コンサルタントはあまり考えてない人が多いですね(笑)。」
Aさん:「ホントに自分の事となると、お恥ずかしい限りです。」
私:「次から次に新たな企業や新たな人材との出会いがあって、月日が流れて行きますからね。」
Aさん:「はい、やっと今週が終わった。今月が終わった。Qが終わったみたいな感じですね。」
私:「だからこそ、意識的に考えないといけませんよね。」
Aさん:「はい、今回の転職活動は、将来を考える良い機会にしたいと思います。」
私:「そうですね。Aさんは、これから40年ぐらい働くでしょうから、一緒に考えましょう。」
このように
人材コンサルタントでありながら
自分の中長期的なキャリア形成に関しては
あまり考えていない方が
少なくありません。
それだけ目まぐるしく忙しく
楽しい仕事なのかもしれませんが
10年・20年なんて
本当にあっと言う間に経ってしまいます。
「医者の不養生」 と言いますが
人材コンサルタントも自分の事は深く考えずに
歳をとる方が多いです。
「人の人生」 を考えるためには
「自分の人生」 を考える事が必要ですね。
「自分の人生」 ⇒ 「人の人生」 ⇒ 「社会的課題」 という順番になって
微力ながら
「社会的課題」 の解決という難問にも
つながっていけばいいですね。
「いちずに一本道
いちずに一ッ事」 みつを
合掌。