「説教だけの長い会議」
皆さんは
こんな会議に出席した経験はありませんか?
以前、人材コンサルタントのAさんが
ご相談にお越しになった時の会話です。
私:「Aさん、今回の転職理由は何でしょうか?」
Aさん:「今の会社はマネジメントが下手すぎると思うんですよ。」
私:「どんな所が下手なんですか?」
Aさん:「だって、会議って前向な議論をして決める場なのに、上司の説教ばかりで長いんです。」
私:「なるほど、それは苦痛でしょうね。」
Aさん:「そうなんです。やる気がなくなるので、こんな会議は逆効果ですよ。」
私:「ところで、嫌なのは会議だけですか?」
Aさん:「いやいや、一事が万事で何でも上が勝手に決めて突然現場に下りてきます。」
私:「会社の決定事項の内容には納得感はないんですか?」
Aさん:「現場感覚とずれていますから、納得感などありません。」
私:「それって、上司の方に意見できないんですか?」
Aさん:「全く聞く耳を持っていません。何を言っても無駄です。」
私:「それは閉塞感があって厳しいですね。」
Aさん:「はい、閉塞感の塊です。もう我慢の限界なので、相談させていただきました。」
よくある話ではありますが
もう少し 「やる気を引き出すマネジメント」 をできませんかね。
昔、私もマネジメント側にいた時は
同じような事をやっていたので
偉そうな事は言えませんが
もう少し現場の意見に耳を傾けた方がいいと思います。
事前に議題を告知しておいて
上司も社員も建設的な意見を出し合って
前向きな意思決定ができるような
生産性が高い会議にしたいですね。
説教ばかりで
社員のモチベーションが下がるような会議であれば
やらない方がマシです。
マネージャーの皆さんは
「やる気を引き出すマネジメント」
を心掛けましょう。
「にんげんだもの」 みつを
合掌。