「目前の仕事を続けていたら成長が止まっていた」

多くの仕事は

毎日同じ事の繰り返しです。

だからと言って

簡単に飽きてしまっては

進歩もスキルアップもしませんし

安易な転職を繰り返しては

キャリアの軸ができません。

しかし

５年、１０年という単位で

目前の仕事に懸命に取り組んできた。

そして、しっかり結果も残して来た。

そんな人が

モヤモヤして立ち止まる事もあります。

「毎月、毎Q、毎年が、ゲームのように繰り返されて過ぎていく。

気が付いたら、それなりの年齢、それなりのポジションになっていた。

ただ、一定の所で自分の成長が止まっている気がする。

この先もずっと同じゲームを続けて行くのだろうか？」

というような不安や疑問を感じているのです。

「このまま続けると楽はできるけど、それでは成長しない気がする」

という成長欲求に目覚めます。

「人材紹介業は好きだけど、もっと成長できる環境はないだろうか？」

「自分にできるかどうか自信はないが、エグゼクティブサーチにチャレンジできないか？」

「エグゼクティブサーチにも色々あるようだが、具体的にどんな会社があるのか？」

このような志向や疑問を持っている方の

ご相談をお受けするケースが増えています。

高業績で優秀な人材コンサルタントの方ほど

同じような志向や疑問を持っています。

確かに

現在３０歳の方が

６０歳まで働くとすれば残り３０年

７０歳まで働くとすれば残り４０年もあります。

私のように残り１０年であれば走り切れますが

これから３０～４０年もある人が

ずっと同じ事をやり続けられるのか？

気が遠くなる人もいるでしょう。

そんな人が

エグゼクティブサーチにチャレンジするのであれば

まだエネルギーがあって吸収力もある

４０代前半までがいいでしょう。

エグゼクティブサーチが人材紹介と異なるのは

「求人本位」　ではなく

「経営本位」　という

企業経営の本質に迫る点です。

「顕在的求人に決める」　のではなく

「経営者と共に事業を創る」　というスタンスと知見

具体的な提案力が必要で

その結果として創出される

「求人は副産物」　です。

従って

エグゼクティブサーチは

人材紹介業の延長線上にはありません。

人材紹介業よりも

経営コンサルティングの要素が強くなりますので

経営の勉強や

経営の知見が必要になります。

人材コンサルタントの経験が

ほとんど役に立たないので

大きなチャレンジになります。

例えば

経営者に対して

「私が相談に乗るだけで１０００万円ください」

と、言える付加価値を身に付ける事が必要です。

大分ハードルを上げてしまいましたが

特別な人にしかできない仕事ではありません。

東大卒でなくても

ＭＢＡホルダーでなくても

英語ができなくても

学習と経験を積めばできるようになります。

そんな成功事例を数多く知っていますので

やる気があればチャレンジしてみてください。

「生きているうち

はたらけるうち

日のくれぬうち」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。