「円満退職=一流企業。無理な引き留め=三流企業」
先日
大手人材紹介会社のトップコンサルタントAさんが
転職されました。
「なぜ、トップコンサルタントなのに転職?」 という理由は
コンフィデンシャルとさせていただきます。
Aさんには
そこまでしても転職を考える
余程の理由があったという事です。
大変優秀でお人柄も良いAさんですから
厳選してご紹介した数社の人材紹介会社から
次々に内定を獲得されました。
そして、Aさんは
第一志望のX社様の内定を受諾されました。
ただ、普通はここからが心配ですよね。
「トップコンサルタントのAさんだから、必ず強い引き留めがあるだろう」
と、誰でも想像します。
しかし、同じ人材紹介会社でも
社風が全く異なります。
従って
退職を申し出る社員に対する態度も
全く異なります。
一言で申し上げますと
「優良企業ほど無理な引き留めはしない」
という事です。
逆に
「無理な引き留めをする企業は三流以下」
という事です。
そして
優良企業に勤務されていたAさんは
予想通り 「無理な引き留め」 はなく
上司の皆様に冷静に温かく話を聞いていただき
円満退職されました。
Aさんは
上司の皆様の温かいご対応に
大変感謝されながら
好印象を持って退職されました。
これが、一流企業の 「神対応」 です。
一方、しょーもない会社は
「無理な引き留め」 をして
社員に感謝されないどころか
最後に悪印象を持たれて
どんどん悪い評判が広がります。
こんなお互い不幸な別れ方をしないで
大切な社員だからこそ
円満に送り出してください。
それが感謝と好印象の輪を広げて
結局、良い評判につながり
永続的に高業績を上げる事ができます。
このような
上品で温かい人材紹介会社が
増える事を願っております。
全く引き留められないのは寂しいですが
「無理な引き留め」 は
結局、自社の不利益になりますので
大人はやめましょう。
「悠遊
空を見上げてごらん
ゆったり悠遊
雲もゆうゆう
鳥も悠遊
小さな自分が
わかるから」 みつを
合掌。