「史上最高齢の内定」

これまで内定された方の最高齢は

５１歳でした。

金融業界を得意とする

現役人材コンサルタントの方でした。

先日、その最高齢記録を更新されたＡさんは

５０代後半の方で

大幅な記録更新となりました。

更に、Ａさんは

現役人材コンサルタントではなく

２０年以上前に経験がある方でした。

ここ２０年以上は

事業会社の経営管理職でした。

従って

能力やビジネススキルは高いのですが

ご年齢と人材紹介ブランクの問題から

ご相談いただいてから内定されるまでに

１か月半ぐらいご苦労されましたが

ご紹介企業４社目での内定となりました。

ご本人はもちろん

私も悩みながらの

転職活動となりましたが

最後は優良企業から内定をいただき

ホッとしました。

クライアントの社長様や

事業部長様のご理解もあって

気持ちよく面接には進むのですが

企業様も悩みに悩んだ上で

最後は、ご年齢や人材紹介ブランクの問題から

お見送りになるパターンが

３社続きました。

「うーん、これ以上の紹介先が見つからない。どうしようかな？」

と、私もプレッシャーを感じました。

しかし、何とか最後までAさんと共に戦わないといけません。

「もう一度、紹介先企業を探そう」　と

クライアントリストを何度も見ました。

そこで

「あー、ご無沙汰してますが、ひょっとして？」

と思うＸ社様を見つけました。

もう１０年以上前に

お一人ご採用いただいた後

すっかりご無沙汰しているＸ社様でした。

更に、現在のＸ社様は人材紹介会社を使っておらず

全て社長様がダイレクトリクルートされています。

ただ、その社長様が

弊社のご紹介で入社された方だという事が

大きなポイントでした。

社長様には格別のご配慮をいただき

Aさんと面接していただきました。

Ａさんにも持ち前のコミュニケーション能力を発揮していただき

めでたく内定・成約という運びになりました。

Ｘ社様の社長様のご配慮と

Ａさんも粘り強くあきらめなかった事が

最高齢での内定獲得につながりました。

また、最終面接の直前に

Ａさんが　「人材紹介神社」　に参拝されたという事を知りました。

「やれる事は何でもやっておかないと後悔すると思いました」

というお話を伺い、感動しました。

「やれなかった

やらなかった

どっちかな」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。