「ポテンシャル採用に投資できる会社が成長する」
採用には
「即戦力採用」 と 「ポテンシャル採用」 とがありますね。
やはり
「短期間で結果を出してもらいたい」
と考えるのであれば
「即戦力採用」 です。
実績豊富な人材コンサンタルト経験者を採用すれば
比較的短期間で業績を上げてくれるケースも多いです。
しかし、百発百中というのは難しいのが現実です。
同業他社の経験者と言っても
会社によって職場環境が異なりますし
持っているリソースにも違いがあるからです。
そのために
「X社では通用したが、Y社では上手く行かない」
という事も頻繁に起きています。
凄く優秀で柔軟性が高い人材コンサンタルトであれば
素早く戦略・戦術・動き方を変えて
早期に立て直す事ができるのですが
そういう人は10人中3~4人ぐらいです。
結果として
新たな環境に対応できなかった人は
思うような結果を出せず
会社を去る事もあります。
従って
「即戦力採用」 だけに偏ると
3歩進んで2.5歩下がるような感じになって
ブレークスルーできず
業績が停滞する事が多いです。
そこで大切な考え方が
「人を育てる」 という覚悟をして
「ポテンシャル採用」 にも投資する事です。
世の中で大きく躍進している会社を見てください。
必ず 「ポテンシャル採用」 に投資しています。
ポテンシャル豊富な人材を採用して
育成に注力している会社が
急成長しています。
「そんなポテンシャル採用に投資するお金も時間も無いよ」
という気持ちや厳しい状況はよくわかるのですが
そればかり言っていると
ブレークスルーできません。
当社のクライアントの中にも
「即戦力採用」 と 「ポテンシャル採用」 を
上手にミックスしたり
「即戦力採用」 から 「ポテンシャル採用」 へと
徐々に軸足を移したりしている
人材紹介会社があります。
賢い社長さんの会社ほど
そういう傾向があります。
そこで 「ポテンシャル」 の要素とはどのようなものでしょうか?
あくまで私見ですが
・熱意(成長意欲)
・素直(共感性・協働性)
・学習能力
・コミュニケーション能力
このような要件だと考えています。
「名もない草も
実をつける
いのちいっぱいの
花を咲かせて」 みつを
合掌。