「大手を選ぶか?ベンチャーを選ぶか?」
人材紹介会社の95%以上は
社員数5~10人にも満たない小規模企業です。
社員数50人以上の人材紹介会社は相当限られますし
この業界では
立派な中堅・準大手企業と言っても過言ではありません。
ただ、人材コンサルタントを長くやっていらっしゃる方ほど
「この仕事には企業規模の大小はあまり関係がない」
という事にお気づきだと思います。
実際、リクルートやパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)やJACなど
大手人材紹介会社を卒業された方々が独立して成功されています。
もちろん、大規模な人材紹介会社で働くメリットも色々あります。
・求人・求職情報のリソースが豊富で業績を上げやすい。
・知名度が高く無名の会社より営業活動がスムーズにできる。
・組織が業界や職種などの専門チームに細分化されており
人材コンサルタントの個人差は大きいが
まずまず専門的なサービスも提供できる。
・数多くの社員と切磋琢磨できるし
組織目標や個人目標を共に達成する喜びを味わえる。
・未経験者や経験が浅い社員に対するトレーニングが充実している。
・組織が大きいので、マネジメント経験ができるチャンスがある。
一方で上記の中の半分ぐらいの事は
人材コンサルタントとしての経験を積み実力がつけば
個人の力量で補う事ができます。
実際、大手企業が持つ知名度やリソースに頼る必要がないような
突出した個人力を持つ優秀なコンサルタントもいます。
また、小さな組織ほど
上司や先輩との強固な子弟関係によって
厳しく細かく指導されるケースもあり
個人力をつけやすい環境であるという事も
言えるかもしれません。
では、小規模な人材紹介会社で働く事のメリットを列挙します。
・経営者との距離が近く経営方針や営業方針を理解しやすい。
・小さな会社を大きくする喜びを共有できる。
・与えられる仕事の範囲が広く様々な業務を経験できる。
・特定の業界や職種に特化した人材紹介会社が多く高い専門性が身に着く。
・無駄な会議が少なく、業績を上げる事に集中できる。
・求人・求職情報のリソースが少ないので、個人の営業力やソーシング力が身に着く。
従って、どんな環境で働くのが良いかは
「自分がどうなりたいのか?」
によって変わります。
経験年数や年齢によっても
目指すものも変わります。
大切なのは企業規模ではなく
自分が目指すものを見出せるかどうか?
結局は自分次第です。
個々の人材紹介会社にそれぞれの戦略や企業風土があり
それは規模の大小以上に重要な事です。
弊社にご相談に来られる人材コンサルタントの方々も
大手から中小へ
中小から大手へと
転職先は様々です。
中小から大手に転職できる所も
この仕事の良い点かもしれません。
弊社では規模の大小に関わらず
入社した方が安心して働ける企業様とだけ
お取引をしたいと考えています。
言い方を変えれば
真摯に人材紹介業に取り組まれている社長さんや企業に
真面目な人材コンサルタントをご紹介するという方針です。
人材コンサルタントの皆さんが
それぞれにご自身の個性や強みを伸ばし
新しい組織でご活躍される事を心から願っております。
「いまここに
だれとも
くらべない
はだかのにんげん
わたしがいます」 みつを
合掌。