「NGになった人に激励された」

先日、必ず内定すると思っていた人材コンサルタントのAさんが

最終的にお見送りになってしまい

ズシーンと落ち込みました。

コロナ禍にもかかわらず

面接が６回もあったんですよ。

何度も仕事を抜け出して

面接に臨んでいただいたんです。

この仕事を３８年もやっているので

落ち込む事はほとんど無いのですが

今回はかなりショックでした。

やっぱり、成約実績のないクライアントでは

何が起こるかわかりませんね。

スイスイ進んでいると思ったら

途中から　「別のポジションでどうでしょうか？」　と話が変ってきて

おや？と思いましたが

その後も何とか形勢持ち直し

再度お互い好感触。

そこで　「やっぱり行けるだろう」　と思ったのが大間違い。

最終結果が１日、２日と延びてしまい、スパッと出ない。

「もう一度、最後にランチをご一緒させてください。

カジュアルな雰囲気で話したいので。」

うー、どうしてこの時に

もっと細心の注意を払って対処しなかったのか！！

思い返せば　「決めかねているサイン」　が何度か出ていたのに。

俺は本当にバカだな。

何やってるんだ！！

これじゃー、ド素人の仕事だ。

そんな風に落ち込んでいる私に

キャンディデートのＡさんはわざわざ電話をしてくれました。

Ａさん：「武谷さん、申し訳ありません。

お手数ばかりおかけしたのに

こんな結果になってしまって。」

私：「とんでもないです。

こちらこそ、お役に立てず

大変申し訳ございませんでした。」

Ａさん：「いや、私の力が及ばなかったんですから

今回は仕方ないですよ。

　　　　武谷さんに貢献できず、済みません。

私が内定すると読んでいたでしょう？」

私：「はい。もちろん、内定すると思っていました。」

Ａさん：「私は意外と冷静ですよ。

後から落ち込むかもしれませんが。

この結果もご縁だと思っています。

今回はあきらめますが

またチャンスがあれば、是非ご紹介ください。」

私：「はい、是非リベンジしましょう！！」

Ａさん：「本当に気にしないでくださいね。

今後とも宜しくお願い致します。」

お見送りになったAさんに

逆に俺が励まされてどうする！！

Ａさん、優しいお気遣い、大変ありがとうございます。

次回は、必ずリベンジしましょう！！

「おかげさん」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。