「怖いコンサルタントから助けて!!(続編)」
先週の金曜日のブログの続編です。
その後、Aさんがわざわざ菓子折りを持って
お礼にお越しになってくださいました。
なんと結局、内定を受諾されることにしたそうです。
求人企業側のAさんに対する誠意・熱意が感じられたこと。
現職との比較において労働環境が改善されること。
このような理由で熟慮の結果
内定受諾に至ったようです。
私:「おめでとうございます!!
自分で決めた以上は
次の職場でも頑張ってくださいよ。」
Aさん:「はい、頑張ります。
今の会社でも辞めるまでは
恩返しのつもりで精一杯頑張ります。
それにしても、ちょっと悔しいですね。」
私:「悔しいとは?」
Aさん:「私が入社することによって
あの怖い人材コンサルタントの成績になると思うと悔しいです。」
私:「そうですか。
もう少しましなコンサルタントなら良かったのにな。」
Aさん:「私の父親ぐらいで40代の人なんですが
もし、父があんな人だったら本当に嫌です。」
私:「そんなにひどかったんですね。
良いコンサルタントも大勢いるのに
運が悪かったですね。」
Aさん:「はい。
『内定を辞退します』 と言った時の
態度の豹変ぶりは本当に怖かったです。
トラウマになりました。」
私:「済みませんね。
人材紹介業界全体の問題です。
申し訳ありません。」
Aさん:「担当コンサルタントが変われば違うんでしょうか?」
私:「はい。
同じ会社でも担当者によってサービスレベルが相当違います。
もちろん相性の問題もありますが、まだまだです。」
Aさん:「でも、こちらから担当者を選ぶことはできませんよね?」
私:「最初はそういう会社が多いです。
ただ嫌だと思ったら
担当者を替えてもらうように言っていただくと
すぐに別の担当者がつきます。
でも、ちょっと勇気がいるかもしれないですね。」
Aさん:「本当は変な人が一人でもいたら駄目ですよね?」
私:「おっしゃる通りです。
万一将来また転職を考えることがあったら
その時は事前に私に連絡してください。
真面目な人材紹介会社の親身な人材コンサルタントを指名して
その人にAさんの担当になっていただきます。」
Aさん:「ありがとうございます。
もしまた転職する場合は
武谷さんに良いコンサルタントを紹介していただきます。
今回は面識もない私の突然の相談に乗っていただき
本当に助かりました。
ありがとうございました。」
一人の人材コンサルタントの態度によって
人材紹介業界のイメージダウンになることがあります。
その逆にイメージアップになることもあります。
私たち一人一人が
そんな自覚を持って
日々の仕事に取り組みたいですね。
でもAさん、最終的に転職できて、おめでとうございました。
「ひとの世の幸不幸は
人と人とが逢うことからはじまる
よき出逢いを」 みつを
合掌。